vs 日テレ 1-1 □ 好試合!
自分は、Jのウラワのスタジアムへはサポートのために行っているけれど、レディースに対しては今のところただのファンという感じです。なので、そんな立場をわきまえ、メインスタンドややホームよりで、静かに観戦してきました。 先々週のホーム開幕に続きレディースの観戦は2戦目ですが、今回も十分1,000円の元の取れる試合でした。 相手が、昨年圧倒的な強さでリーグを制し、今年も開幕3連勝の日テレ。 ウラワレディースも3連勝と好調なものの、去年のことを考えると負けても仕方ない力の差があるのか?と思って出かけて行ったのだけど、実力は拮抗していて、さらに、両者とも勝利を求める姿勢が最後まで見られる真剣勝負。 こういう試合を好試合というのだと思いました。 日テレの大野選手、澤選手、そして直子さんなど、本当に上手い。後半から出てきた荒川選手、頭も凄いけれど技術も凄い。 そんな日テレの巧さに対して、ウラワレディースは、プレスの強さと早さで対抗する、という感じの展開でした。 両者無得点ながら緊迫感のある展開の前半と終え、後半に入り荒川選手投入で日テレが一気に攻めてくるかと思いましたが、得点はまずウラワに入りました。 安藤選手のセンタリングから北本選手の頭で。 目の前のディフェンダーに激突するのを恐れずシュートを放った北本選手も素晴らしいけれど、安藤選手のセンタリングの精度が見事でした。 日テレの得点は直子さんの浮き球のスルーパスが澤選手に入り、澤選手はキーパーの位置を確認して狙いすましたループシュート。 澤選手の判断・技術とともに、澤選手の体の向きやディフェンダーとの位置関係から、ここに落とすしかない、というようなパスを送った直子さんが見事。 時々、微笑ましくなるような凡ミスがあったりするのはご愛敬として、全体にそれぞれの技術と体力と勝負に対する気持ちのこもったプレーの連続で、いいサッカーを見た喜びを感じられる試合でした。 普段のゴール裏ではサポートすることに気持ちの全てをぶつけようとしていて、実は選手の技や戦術の細かなところは見えていない(見えるような場所でもない)のだけれど、純粋にスポーツとしてのサッカーを見る楽しみを感じることができたのは、今更ながら大きな経験でした。 もう少し歳をとってゴール裏でできない体になったら、ウラワをこういう見方するのも悪くないな、と。 そして折しもワールドカップの最中、各国代表の試合も楽しんで見てみようと。 多分、サポーターであってもサッカーファンとは言えない私に、サッカーの見方、楽しみ方を教えてくれた試合でした。 こんな好試合を見せてくれた選手たちに、感謝です。