エフェクターボードで音作り
エレキギターは名前の通り電気信号をアンプ(スピーカー)に伝達して音を出します。弦が弾かれて生まれた振動はピックアップという信号をキャッチする部分で増幅されケーブルを伝ってアンプへと流れていくわけですが、故にまずはギター本体の仕様やピックアップ、ケーブルの素材、アンプ本体、その全てが音質へ影響を与えることになります。そして本体~アンプの間のラインに繋ぎ、ギターから得た電気信号に対して味付をしてくれる装置を『エフェクター』と言います。このエフェクターによって美しいクリーントーンからハードロックに用いられる激しく歪んだ音まで様々な音色を作ることが出来ます。故に相性が悪い、音作りが出来ていない場合はせっかくのギターの持ち味を伝えることが出来ません。俺が好むのは歪んだドライブサウンドですが、良くある歪み過ぎた強弱の出せない電子音の様な音は嫌い。ピッキングのニュアンスにしっかり反応してくれる抜けの良いキメ細かいドライブサウンドが好みです。耳障りなキンキン音や、和音で音が潰れてしまうようなファズ的な音色もあまり好きではありません。今のエフェクターボードの仕様。シンプルイズベストです。過去マルチを使っていた時期もありましたが、どうも抵抗があり今はコンパクトエフェクター。好きなものを組み合わせることで生まれるオリジナリティが楽しさの1つでもありますよね♪こだわっているのはやはり歪み系エフェクターでの音作りになります。まずギターからワウペダルへ、ワウは数多く持っていますが現状はザックモデル。このワウは激しく歪ませてもえげつないぐらい効きますので個性がやばいです(笑)その後、ポリチューンのチューナーへ入ってEPブースターのクローン(EPモドキ)へ、主にクリーンブースターとして使っていますがカスタマイズ品でBASS BLIGHTカット機能等を表面にトグルスイッチとして追加・切替可能としています。個人製作品ですが非常に優秀でお気に入りです。その後、LINE-6のDM-4で本格的な歪みを作っています。16種類の歪みデータが入っていて4つまでプリセット可能。何より見た目が格好良い(笑) 歪みは少し抑え気味にしてEPモドキをONとすることでリードトーンとしています。そしてMXRのフェイズ90へ。スプリクトロゴで74年式の名器をハンドワイヤリングで忠実に再現した復刻モデルですが電池駆動のみの使用をMODにより端子駆動&トゥルーバイパス&ON時にスイッチ自体が青く光るようになってます。そして最後にルーパーへと繋いでアンプへと出力。ギターからのシールドが一番重要ですので定評のあるモンスターケーブルを仕様しています。エフェクトのパッチケーブルは音色を素直に伝えると定評のあるプロビデンス製がメインです。いずれも男らしく直列で繋いでいるのでケーブル1本抜けたら音は出なくなります(笑)繋ぎ方は歪みが手前で空間系が後という一般的な順番です。YAMAHA THR10Xちなみにアンプはコレ。徹底的に歪みを追求した練習用のアンプです。単体で様々なアンプモデリングや空間系エフェクト、チューナーまでが内臓されていましてプリセットも可能。このサイズからは考えられない音圧と奥行きのある音色を出すので練習用としてはめちゃくちゃ良いです!現在は設定をクリーントーンにしてリバーブだけ少しかけエフェクターで音作りをして楽しんでいます。自宅にはもう1つ120Wのアンプもありますが、15Wのコイツで十分でした(苦笑)