赤組☆へべれけ観戦記

【なでしこリーグ第１５節】
　◇日時　　２００９年９月６日（日）１３：００
　◇場所　　桃太郎スタジアム
　◇観客数　３，３２４人
　　　　　　　　　　　　　０－０
　岡山湯郷ベル　２　　　　　　０　東京電力マリーゼ
　　　　　　　　　　　　　２－０　

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　約１年ぶりの湯郷ベル戦。
　湯郷ベルのホームスタジアムは、県北部の美作ラグビー・サッカー場であるが、毎年１～２度、県都岡山の桃太郎スタジアムでホームゲームを開催している。

　　2005年　美作 ７　桃太郎 １　津山 １　倉敷 １
　　2006年　美作 ６　桃太郎 １　津山 １　（※美作はプレーオフ１試合を含む）
　　2007年　美作 ９　桃太郎 １
　　2008年　美作 ８　桃太郎 ２
　　2009年　美作 10　桃太郎 １

　

　

　今日は、「岡山県デー」ということで、スタジアム周辺にはテント村があり、人気急上昇中の「蒜山やきそば」、「黒豆ソフト」などが販売されていた。


　

　

　スタンドは、メインスタンドだけの開放であったけれど、いつもよりお客さんが多い。
　場内発表では、３，３２４人。これまでも、桃スタでは、３，０００人前後の実績はあるけれど、いつもよりは絶対に多い気がした。
　これは、宮間選手の復帰、岡山県デーの開催、ファジアーノのＪ２昇格によるサッカーの観戦文化が醸成されつつあるためだろうか。スタンドが埋まるのは、何よりも活気が出ます。

　2005年 06/15(日) 13:00　湯郷－伊賀ＦＣ〔2,500人〕 　
　2006年　09/16(土) 13:00　湯郷－ＩＮＡＣ〔3,252人〕　　
　2007年　05/20(日) 14:00　湯郷－日テレ〔3,052人〕　　　　
　2008年　06/15(日) 13:00　湯郷－東京電力〔？人〕
　　　　　09/07(日) 13:00　湯郷－伊賀ＦＣ〔？人〕
　2009年　09/06(日) 13:00　湯郷－東京電力〔3,324人〕　


　

　マッチデープラグラムは、洗練された仕上げで、どの写真も選手の表情が輝いていて、文章も読み応えもあります。

　

　

　

　ゴール裏には、両チームの選手ダンマクが並んでいる。女子リーグらしく、少し華やいだ雰囲気。


　 　

　 　

　マリーゼの声出しサポは、１０人ほど。
　福島から、遠路お疲れさまです。
　気持ちよいほど大きな歌声が、メインの屋根に響き渡っていて、かっこよかったです。
　マリーゼサポさんの応援風景（youtube映像）
　

　

　ベルサポさんは１５人ほど、お馴染みのチャントで、メインスタンドからは手拍子がわき起こる。
　顔見知りのファジサポさんも、たくさんお会いしました。


　

　選手入場時には、両チームの選手は、児童虐待防止キャンペーンのオレンジリボンにちなんで、オレンジ色のＴシャツを着ての入場。


　久しぶりの湯郷ベルには、お馴染みだった田中選手、中田選手の名前は今年はなく、 また、加戸選手は怪我で欠場、宮間選手は登録が間に合わず、次節からの出場ということで、顔と名前が一致するのは、ＧＫの福元選手のみで、あとは、本田監督と堤コーチくらい。
　マリーゼには、丸山選手、宮本選手など日本代表で実績のある選手もいるし、とにかく全体に身体が大きく、フィジカルが強い。
　ベルは、前線にいいボールが出ても、そこからが失速してしまい、なかなかゴール前に迫れない。
　マリーゼは、時折、迫力のある攻撃で、ベルのゴール前まで迫り、ベルの失点は時間の問題かと思われたけれど、しぶとく守り抜いて、前半は何とか０－０で折り返す。

　

　ハーフタイムには、美作中学校の吹奏楽部によりマーチンングバンドの演奏。


　

　

　後半は、ベルが盛り返し、ほぼ互角の展開で、後半１０分、ＦＫからのボールをＦＷの有町選手が足で合わせ先制ゴール！！メインスタンドからは、大歓声がわき起こる。
　暑さのせいか、マリーゼの動きに精彩がなくなってきた。
　さらに、後半１６分、ＦＷの松岡選手が抜け出して、ゴール！！
　ファジアーノが、福岡戦の展開に似てきている。なんとしても、後半３０分くらいまで無失点でいってほしいと祈るような気持ちで見る。
　ベルは最後まで、気持ちを集中して、足が止まることはなく、そのまま、歓喜の終了の笛！

　素人から見ても、ボランチの松田選手の動きが際だっていた。
　広い視野で、素早いパス出し、時には、きついくらいの速いパスも効果的で、足元も巧い！！ベルには欠かせない選手に成長していて、これに宮間選手が加わればと、夢は膨らむ。


　

　これで、強い湯郷ベルが戻ってくる。宮間選手加入で、勢いをつけ、元旦を国立競技場で迎えてほしい。　
　ただ、車椅子の加戸選手が心配です。