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先日乗り換えの日記で書いたゼンショー(7550:東1)が昨日公募増資を発表しました。最大で2750万株、発行済み株式数が22.7%増加となります。
この発表を受け昨日のPTSでは一時1093円の123円、10%を超える下げ幅となりました。私が先日新規で投資したノジマ(7419:JQ)も昨年公募増資で18%の希薄化を発表した際にそれまで上昇していたハシゴを外された格好になり急落しましたが、ゼンショーの希薄化はそれ以上になりますし本日の東京市場でもまず急落間違いなしだと思います。 先日ゼンショー売り・ココスジャパン買いで保有株の半分程度は乗り換えていますが、まだ残りはゼンショーを保有しています。まあ優待狙いで保有している銘柄なのでこの程度の株数なら大勢にはほとんど影響ない状態ですが、やはり財務的に考えればこういう内容の会社は株価が上昇すれば増資の可能性も高くなると思いますから今後投資していく上では前以て予想しておかなければいけないのかもしれないですね。 ただ、ヤフー掲示板を見ると「2日間・3日間ストップ安する!」ってまさに売り煽りの投稿もありますが、今回の下落はせいぜい10%程度の下落で止まるだろうとみています。公募価格をある程度の水準に留めるような方策も打たれるでしょうし、公募増資後の時価総額が増資前の時価総額と同等とは考えづらく最近の株価上昇を考えても10%程度の下落場所になると見ています。 昨年のノジマの公募増資と今回のゼンショーの公募増資で大きく違うのは、ノジマは業績絶好調で更なる自己資本の拡充と投資資金の確保を目的として公募増資を実施し、来期以降は消費税増税の影響を出来る限り抑えて収益拡大を図ると思いますが、ゼンショーは今期の業績が低迷しており公募増資を行っても株式の希薄化による1株辺り価値の減少の可能性の方が高いためノジマ以上に株式を市場で吸収するのに時間が掛かり株価の上値は重くなると思います。まあ、優待狙いで保有している銘柄なのでと言ってしまえばそれまでですが、あくまでも投資として考えるとゼンショーの戦略はちょっと???って部分もありますね。私は基本的には堅実投資を心得ていますし投資先企業も「堅実投資」の会社が好きなので出来ればゼンショーも営業キャッシュフローの範囲内程度の投資に留めて欲しいのですが経営者によってその考え方も違いますし(^_^;) ちなみに2016年3月までの「重要な設備の新設等」が発表されましたが、一番力を入れて投資するのははま寿司のようですね。ゼンショーは昔、カッパ・クリエイト(今期は大赤字なので手放して正解だったかも(^_^;))とあきんどスシローに投資していた時期があり経営陣との溝が埋まらなくて手放した経緯があります。はま寿司がこの調子で新規出店をしていけば大手の一角を占めるようになりそうですね^^ また、先日投資したココスジャパンも「(株)ココスジャパン他」としてレストランカテゴリーに投資予定金額が出ていますが2016年3月までで16億円強となっています。まあ、ココスジャパン以外の投資も含まれての数字になりますが、ココスジャパンについては十分営業キャッシュフローの範囲内なので自己資金での投資が可能となっています。やはりゼンショーよりもこっちの方が安心して保有できますね(^_^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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