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優待目的で保有している泉州電業(9824:東2)が第1四半期決算を発表してきました。この銘柄は昨年より投資しており、日記にも書いたかと思っていましたが読み返したところ書いてなかったようですね。。。家族名義分まで買い進んだら書こうと思っていて忘れていたのかもしれないですね(^_^;)
さて、内容的には売上高で前年同期比+14.2%、営業利益+46.3%、経常利益+36.8%、純利益+28.2%と申し分ない内容になっています。前期の第1四半期は前々期比で売上高こそ増収でしたが営業利益以下は減益となっており、今期は前々年同期比では営業利益・経常利益でまだ若干の減益となっていますが純利益は増益となっており、ほぼ戻してきた格好となっています。 泉州電業は電線専門の商社であり、昭和電線が最大の仕入れ先となっています。また売上高は銅価と連動性が高く、最近は銅価が上昇しているため売上高が増加している要因もあります。ですが今期に関しては増益へと転換してきており収益がきちんと確保されています。 商社は一般的に自己資本比率が低くなる傾向にありますがここは56.4%となっており、現金預金113億円に対して有利子負債は2億円強と現金預金が大きく超過しています。まあ、お付き合い程度で借入れをしている位なので正確には「実質無借金経営」になりますが、内容的には完全に「無借金経営」のレベルで財務は全く問題ないですね^^ BPS3056円、予想EPS127円に対して現在の株価は1354円なのでPBR0.44倍、PER10.6倍になりますが、第1四半期が好調ですし今期のPERは10倍を下回ってくるのではないかと思います。PER面を考えると私の投資基準にギリギリ入るかどうかのレベルになりますが、財務内容を考えるとこの株価はかなり安いのではないかと思います。 配当は1株辺り32円、株主優待で100株以上保有の株主に図書カード1000円分が貰えるので、100株辺りで4200円、配当+優待利回りは3.1%になります。もうちょっと利回りが欲しいところではありますが図書カードは配当金のように税金がかからないですし、書店で買い物をするのなら現金と同様に使えるのでその辺りをどう考えるかですね(^_^;)ただ、財務内容が良好であることや収益が安定していることなども総合的に判断すれば些少の株数ならリスクも低いですし保有しても良い銘柄だと思います。 ただ、財務がこれだけ良好なのに絶対的な利益水準は高くないので出来れば自社株買いもして欲しいですね。収益も安定しているし、大型の設備投資やM&Aをしない限りは手持ちの現金預金で十分回せるので利益の過半は配当+自社株買いで還元しても良いのではないかと思います。 ここも長い目で安定的に成長していくのを期待しています^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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