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2010.12.12
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前のみを見つめてあるく。

明治三十五年七月。海軍大学校が設立。
真之は初代教官に任じられた。
八代六郎大佐もいる。

兵棋練習。作戦の演習。
それぞれが重責を担い模擬戦。
冷静な判断力を身につけさせる。

彼らが日露戦争での指揮官となり、
一糸乱れぬ作戦を実施した。

それぞれの艦に、どれだけの乗員が乗っているか。
指揮官が判断を誤れば、
その乗員すべての命が失われる。
部下を犬死されてはならぬ。
いかにすれば正しい判断ができるようになるのか。
皆と一緒に考えていくのが、わしの授業です。

その授業をみて高橋是清は喜ぶ。

是清は八代とともに真之を誘った。
女性による演芸。
稲生季子との初対面。
是清と六郎による真之の縁談画策。
真之のはじめてのお見合いは、
是清と八代の思惑通りにはいかなかった。

真之は東京の家に戻る。
母と兄嫁多美も出迎える。
多美は兄・好古の代わりと、結婚を急かす。

真之は母を背負って風呂屋へ。
早く所帯を持つ覚悟をせんと。と母。
誰ぞいい人がおるんかな、もし?


子規庵には、多くの子規を慕うものたちが。
既成歌壇を批判しても、みんな我慢してくれてるのは、
わしが病人と知っているから。
病人は得なもんじゃな。と。
子規の死期は近付いていた。
律は男にシャイ。子規の妹・律評。
自らが死なないことよりも、律に病なきことを願った子規。
律依存症となっている子規。
実際、律がいなくては何もできない。
律もそれがわかっている。

陸羯南が子規の頼みに応じて、
あさがおを持って来てくれた。
草花帳の最後を飾るのにふさわしい花。
子規のもとには新聞社よりの少ない給料だけが。。
陸は子規の姿を見ているだけに、子規の辛さを知っている。。
その死期も。。
麻酔剤が効いている間だけ。。
雨が降れば、また死ぬほどの痛みが正岡くんを苦しめる。。

おかしければ笑う。悲しければ泣く。苦しければわめくか叫ぶ。
さすれば痛みが減じる。

死は恐ろしくないが来るが恐ろしい。


広瀬は日本に帰ってきた。
真之ら海軍大学校の面々に土産話。

かわいげのないと八代に言われる真之。
広瀬は。。女の話は互いにはぐらかす。
広瀬は戦艦朝日に乗ると。


清国天津。
北辰事変のあと、列強は駐屯軍を置いた。
日本軍の司令官は好古。
好古の自然な東洋豪傑風の人柄は、清国で好かれた。
袁世凱も聞きつけてきた。
好古は泥酔しながらも袁世凱の好きな酒を用意する。
負けず嫌いの2人。
好古を心から信頼した袁世凱。


真之に子規を見舞った。
視力も失いかけている?
今朝ほど安らかな気持ちで、この庭を眺めたことは、
病気になって以来ないと子規。
とりとめのない日常。
その中に大切なものが含まれているような気がすると。

病床六尺。

淳さんにとって世界は広い。
わしにとって世界は深いんじゃ。

ロシアと戦争をすれば多くの人間が死ぬ。
戦争で散る命と、病床で散る命。
全然違わない。
どっちも小さい命?
どっちもかけがえのない命じゃ。

同僚を失くして坊主になりたいと言っていた真之に、
答えは出たか? と子規。
わしはとても坊主にはなれんと子規。
このままでは死にきれんぞな。。と子規。
まだ自らの境地に辿りついていないと。

ちっぽけな人間なままでいいと思っていない真之。
生きて生きて生き抜いておくれと真之に頼む。
子規も「わしも死なんぞ。痛い痛いと這いずりまわっても。。」

律と真之。
律は真之に「うちはいかん妹なんじゃ」と。
「兄さん、もう死んでもいいんよ」と心の中で呟くと。。
もう十分苦しんだんだと。
兄の人生は短いけど、とてつもなく濃い人生だった。
もう楽になってもいいと。
でも、兄さんはどんなに苦しくても生きようとする。
律の作るご飯を全部食べる。
どんどん俳句を詠む。


横須賀鎮守府に出張中だった真之。

虫の報せ。

子規は朝から具合悪く医者が付き切りだった。

昼、虚子ら秘書を枕元に読んだ。

律、母に助けられ、
自ら筆をとる。

糸瓜咲て 痰のつまりし 仏かな

痰一斗 糸瓜の水も 間にあわず 

をとゝひの へちまの水も 取らざりき


子規の辞世の句。

夜、よく眠っていた子規。
律が息を確かめる。
息は無かった。
「兄さん。兄さん、どこにおるんじゃ?」
「兄さん、戻ってきてください!!」
どこに死神がいるんか? うちが懲らしめてやるけ! と。


律、激しく泣いた。

母、「よう頑張ったのぉ」と。




真之は、電車の中の乗客が読む新聞で、
子規の最期を知った。


上根岸の子規庵。
参列者は30人が限度だと思われたところに、
150人が訪れた。

何事にも手記を残した子規。
自らの葬儀にも手記を。

それに従うように母も律も、穏やかに子規を見送った。



棺が運ばれる行列。
そこに到着した真之。
子規を見送った。
律は、その真之を振り返る。

子規の楽天主義は、自分を不幸であるとは、
どうしても思えない陽であった。

明治という激動の時代に、もっとも適合した人間は、
子規であったかもしれない。




二ヶ月後、子規の墓前。
真之が参る。
そこには、しっかりと御供えがしてある。
毎日、律が来ている証拠。

形通りのあいさつを交わす2人。

律は学校に入ろうと思っていると。
兄さんには女子にも学問が必要じゃと、
口酸っぱくいわれたもんじゃと。
そうすれば話し相手にもなれたと。
随筆にも散々に書かれていたと。
それは、妹への愛情からくるものだと、
律も真之も知っていた。

子規の書いた自らを詠んだ句は、
律の宝物。

肩の荷が下りましたと律。
これからは自分のために生きようと思っていますと。
「そうじゃな。ノボさんも、それが一番じゃと思うちょる。
 わしも賛成じゃ」と真之。



那須野。
乃木稀助中将は妻と農夫の生活を送っていた。

そこに内務大臣となった児玉源太郎が訪れた。
桂はロシアと本気で戦争をするつもり。
児玉は金策に追われていると。

土地の若者が長老に連れられて、
今年軍人になると挨拶に来た。
そんな若者に酒を振る舞う児玉。

明治という時代には暗さが付きまとう。
国民所得の低さが、その原因。
都会の一部を除いては靴を吐く習慣もない。
副食物の貧しさはとてつもなかった。
乃木は戦場への復帰を覚悟した。


真之は胃腸を壊して入院していた。
多美子が世話をしていた。
兵学研究に没頭し。。
隠れて豆を食う。。

そこに見舞いに来たのは。。
季子だった。

大人しくせざるを得ない真之。
どんな本を読んでいるのかと尋ねられ、
軍略談義を始める真之。虎と豹。
そこに。。律。
桃を剥いてもらって食べているところに。
律は、真之の生き生きとした姿に喜びの笑みを浮かべ、
こっそり帰って行った。

真之は女学校に通い出した律に会いに行った。

これからがはじまりと楽しそうに語る律。



世論は好戦的であった。

戦争へと向かい始める日本。


日露開戦まで、あと半年余りであった。



スペシャルドラマ 『坂の上の雲』 第2部 第7回 「子規、逝く」 



 ◆キャスト◆

秋山淳五郎 → 秋山真之 … 本木雅弘

秋山信三郎 → 秋山好古 … 阿部寛

正岡升   → 正岡子規  … 香川照之

正岡律   … 菅野美穂 (吉田里琴)


秋山多美  … 松たか子

広瀬武夫  … 藤本隆宏

稲生季子  … 石原さとみ

八代六郎  … 片岡鶴太郎

陸羯南   … 佐野史郎

乃木希典  … 柄本明

児玉源太郎 … 高橋英樹


正岡八重  … 原田美枝子

秋山貞   … 竹下景子



語り  … 渡辺謙

 ◆スタッフ◆

原作  … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

脚本  … 野沢尚 他

音楽  … 久石譲


        →公式サイト(NHK)


BS-hiでは先行放送されてるんですよね。。
だからブロガーさんたちのレビューが分散してます。
NHKはめんどくさい。。



さて、子規の最期。
それは、物凄く重いものだったが。。

周囲の人は、それを乗り越えて、
また新しいものに向かって生きていかなくてはいけない。

過去にいつまでも引きずられていない人々の強さが描かれている。
それが、このドラマなんだと。

思うことは多々ある。
けど、今は、心にとどめておこう。



次回、第8回「日露開戦」


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Last updated  2010.12.12 21:13:19
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