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カテゴリ:大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』
1579年伊勢。
兄・信包の暮らす伊勢へ身を寄せる市と茶々、初、江。 無邪気な初と茶々。しかし市は、あの小谷落城の夢を見ると。。 兄・信長からの文。 初は知らない。。 織田信長を天下人と崇拝している。父の仇とも知らず。 江は伯父上・信長に会いに行くのが楽しみでたまらない。 江は浮かない顔をしている姉2人を不審がる。 そして安土へ向かって旅立つ母娘4人。 異人もいる。賑わう城下町・安土。 その向こうには。。 城郭に囲まれた豪壮たる天守閣。 いかにも兄上らしき城・安土城。 光秀が市の応接に当たる。 長政自害。。小谷落城の折の話を避ける市。 信長が寺を。。 3人の娘は小姓らに案内され城内の豪奢な作りを見物。 窓から琵琶湖を見つけはしゃぐ江。 その向こうに小谷の城があると茶々に教えられ合掌。 三姉妹を応接したのは坊丸と力丸。 父と兄と武運つたなく名誉の戦死を遂げたと。 市と三姉妹は信長の家臣団よりの挨拶を受ける。 江は無邪気にはしゃぐのみ。 信忠、信雄、信孝と挨拶を受け、柴田勝家。 そして徳川家康と信康の挨拶。 そこに。。 御屋形様のおなりである! 信長参上。 江は、その姿にただ目を奪われる。 茶々、初、そして市。それぞれの胸に去来するもの。 父の仇、夫の仇。 信長は茶々と初に「わしを恨んでおろうのぉ」と。 そして江に「名は何と申す」と。 その年だけは覚えておいでのようですね。 信長の癇癪がはじまりかけ。。 家康が「これはいかん」と言ったところに、 おどけて秀吉が参上する。 殴られながらも「有難き幸せに存じます」と、 家康の癇癪を引き受けた猿。 そこに市の姿を見つけて。。 「長政様、ご切腹に至りし追いつめたことにございます!」と。 自分の気さえ済めば良いのかと勝家に殴られる秀吉。 市は江らの手を惹き外へ。。 すべてを知った江。 兄・信長の野望。始まった戦い。父の覚悟の切腹。 城攻めの先頭に立っていたのは秀吉であることも。 織田家にあっては市と三姉妹は裏切り者。 初は全てをぶちまけた。長政の髑髏で盃を作った信長。 信長=魔王であることを。。 茶々は、その初を叩いた。 その夜、三姉妹は川の字に布団を並べる。 話は明日じゃ。と茶々。 とりなしていただいたお礼と、 播磨から持ち帰った酒を家康に振る舞う秀吉。 その家康の部屋に江。 「これは三の姫様」と。 江は秀吉を見つけ掴みかかる。 家康は死ぬか生きるか必死で戦っている。 と戦国の世の道理を江に諭す。 すまぬと思うなら伯父上(信長)の元へ連れていけ。 と秀吉に命じる江。 家康は「伯父上様は天守におりましょう。案内役をつけますか?」 いや、1人で参りますと江。 そして。。 襖越しに槍を突きつけられた江。 信長と江のタイマン。 そちの父上は類い稀なる武将であった。 逆にわしが腹を斬っていてもおかしくなかった。 誇り高き武将でもあった。 なぜ本願寺と戦い、延暦寺を焼き打ちしたのか? あの者たちは現世の政に口を出す。 神仏を楯に 己だけを信じることじゃ。 もう遅い。休め。と信長。 最後に一つだけお聞かせください。 伯父上が父上の。。父上の髑髏を用いて。。 噂に過ぎん。 戦の終わった正月。長政殿のしゃれこうべを薄濃にさせた。 それは死者へ対する礼節故じゃ。 わしが何かをしようとすると、悪しき噂が立つのじゃ。 言いたいものには言わせておけば良い。 それも己を信じるということじゃ。 今、わしが言ったことを信じるも信じないも、 そちが己を信じて自分で決めることじゃ。 わたしは、どうしても父を殺めた織田信長という人を許せません。 面白い。わしにとって思うように言葉をいうものは滅多にいない。 そちが男なら、良い武将になった。 武将になどなりたくはありません。 持って生まれた、その心持。 そのまま大きうなれ。江。 己の思うまま生きよ。 いずれわかる。 そこに茶々と初。 そこに市。 兄上様は、そなたたちを斬ったりはなさりませぬ。 母上、お二人の早とちりなのでございます。 でも、ありがとうございます。と江。 そなたは面白き娘たちを生んだものじゃのぉ。 市は「それは浅井長政の娘だからでしょう」 浅井長政は森兄弟の父と兄の仇。 敵味方がすぐに入れ替わるのが乱世。 女子には女子の戦がございます。 女子は思うように生きることができません。 女の戦とは、本日ただいまを生きていくことにございます。 そして信長の部屋を出た市。 信長、家康、秀吉。。 家康は秀吉に言う。 あの姫は御屋形様に似ておられる。 翌朝、江がいないと。。 江は評定をする信長を見つめていた。 抗いようもなく信長に惹かれていく信長を見た市。 2011年大河ドラマ 『 |