|
カテゴリ:大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』
秀吉の野望vs勝家の忠義。
数で圧倒する秀吉に一歩も引かない勝家。 両軍対峙。織田信孝が対秀吉の挙兵。 そこで秀吉の奇策。 越前北庄城。 市は夏用の帯の整理。 どうして、こんな時に? と茶々。 市は、娘たち、それぞれの好みを知り尽くしている。 形見分け? 父上は今も戦を続けておられるという茶々。控えよと。 近江と越前の国境で。市、そして茶々の胸騒ぎ。 此度の戦、長き戦いとなるかもしれんのぉ。 賤ヶ岳。柴田の陣。への数では相手が上。 総攻めを仕掛けられたら勝ち目は薄い。 勝家の手には江の手縫いのお守り袋。 木之本・秀吉の陣。 山に登れば兵がいたずらに疲れる。 秀吉の私欲。市を迎えたいという。 そして陣が置かれてから、およそひと月の4月。 秀吉が動いた。秀吉が向かうは信孝の岐阜。 日が落ちたら攻め入る。 攻め入るのは、ここまでとする。 血の気に流行っている佐久間盛政。 浜松の家康は戦況観察。 茶入れを猿殿に届けよと。戦勝祝いと。 この戦、猿殿が勝つ。 家康の予想通り十三里(およそ52km)もの距離を一気に駆け戻り。。 撤兵を余儀なくされた勝家。 敗走するしかなくなった柴田勢。 追撃する羽柴勢。 そして北ノ庄へ戻った勝家。。 それを迎える市、茶々、初、江ら。 かける言葉が見つからず義父に抱き着く江。 勝家と市。 猿を甘く見ておいでだったと? 本来であれば戦場で捨てて当然の命、 ここに持ち帰ってしまった。 そなたに一目でも会いたい。その一心でな。 喜ぶ市。謝る勝家。 城を枕に討死の覚悟。 小谷の繰り返しじゃ。。 わしは城を枕に腹を切る。そなたは娘たちと一緒に逃げてくれ。 わしの、柴田勝家の負けじゃ。 守り袋から出された天下布武の印。お守り袋は江が勝家にあげたもの。 市は無駄死にはせぬと、帯を小さく切り分けて。。 敵兵に囲まれた北庄城。 あの時と同じじゃ。。と茶々、初。 様子を聞いてまいりますと江。 そこで秀吉の使いで来た石田三成とぶつかる。 勝家に頭を上げろといわれても頭を上げられない三成。 市からも厳しい目で促され。。 降参はせぬ! だが市と姫たちは城から出す。 明日迎えをよこせとな。 我が主君、羽柴筑前守がお市様にくれぐれもよろしくと。 控えよ! 市を我が物にすることしか考えていない秀吉。 それを見て唖然とする若き三成。 そして次の日。。 勝家、この半年の幸せな日々を振り返る。 市、あとは頼む。これにてさらばじゃ。 娘たちの前から去る勝家。 追う娘たちを制する市。 敵に首を挙げられることほど辛いことはないのじゃ。 勝家、死出の宴。 市の覚悟。 侍女の須磨とともに。。 そろそろ迎えが来る頃。 小谷とは違う。母は城に残ることにした。 女の戦は生きること。本日ただいまを生きることにございます。 私の戦はとうに終わっていたのだ。 そなたたちに、いかにむごいことを言っているかわかっておる。 猿の側女にされるくらいなら、生きるより死ぬ道を選びたいのじゃ。 私が救います! と叫ぶ江。 ならば私たちも残りますという茶々に。。 ならぬ! そなたたちは生きるのじゃ! そして、髪を切り、幾島、空蝉、東大寺。 それぞれ好みの帯を切って縫った香袋。 私が決めたことじゃ。心が変わることはない。 そして茶々に長政様より頂いた形見じゃ! と。 浅井の誇りを茶々に託す。 初は姉も妹も持っている。 髪留め、絆となって繋ぎ止めよ。 甘いものを食べすぎる出ないぞ。 そして江には。。 天下布武の印。 兄信長より賜ったもの。織田家の誇りを守ってもらいたい。 そなたの生きたいように生きよ。 母を許せよ。。 許しません! 私たちを置いていく母上を私は許しません。 長政が言った言葉。この子はキボウ。 捨てはせぬ。母は見守っておる。これからもずっとじゃ。 参るぞ。 母は娘たちと目を合わせず見送る。 そして三成に、私は行かぬ。 三成は平伏する。 そなた、誰にものを申して居る。 娘たちに指一本でも触れることあらば、 私と織田信長が許さぬぞ! これを秀吉殿に渡しなさい。 今申したことと同じことが書いてある。 そなたを 振り切り市の前に走り出す市。 私が死んだら、また母上に会えますか? では、その日を楽しみにしております。 扉を閉めよ! 市と3人の娘の別れ。 扉が閉まった後、泣き崩れる市と須磨。 そして秀吉の総攻めの軍配。 天守にまかれる油。 須磨、お方様、これにて。と部屋を出る。 勝家は最後まで市に問う。 これで良かったのか? 私の命は、すでにこの世にはありません故。 共に命を散らせることを選んだ相手は、あなた様にございます。 油の中、放たれた火。 市の脳裏に浮かんだ長政の最期。 勝家は市の背後に刀を持って構える。介錯をしてやるために。 そして市は左胸に短刀を。。 茶々、初、江、さらばじゃ。、 天守に火が。。 それを下から見て泣き叫ぶ3人。。 母上と何度も。。 北庄城の天守が崩れた。 茶々は初と江を両脇で抱きかかえて泣いた。 2011年大河ドラマ 『 |