「中国の落日」
推測ではあるが、この所の中国が外交は経済的、軍事的背景を持って東シナ海、南シナ海周辺に摩擦と紛争を繰り返し、その強硬姿勢は横暴と思えるものがある。今日の経済発展は広大な土地に資源、人口13億人の人海作戦で、世界の工場として世界を制覇、席巻しつつある。かっての日本が奇跡の復興、奇跡の経済発展と言われた、輝きのある日本は沈滞し、政治的不安が拍車を掛けるのが現状と、以前のような勤勉さの欠如の要因の一つである。しかし中国の脅威の発展も将来に大きな課題を抱えての発展であることは熟知しての対応が望まれる。人海作戦の裏返しは、人口の多さは今は生産に生かされているが、生活向上に進むに連れて消費の拡大、生活水準の向上で需要拡大に経済活動の足かせに成るのではないか。もう一つ未解決の問題、政経分離が何時までも維持できるかの問題である。選挙のない一途独裁の共産党支配と、自由主義、市場経済との矛盾が情報化社会に何時噴出するか分からない状況は変わらない。民主化の不満を何時まで抑圧し続けられるかが問題である。その時こそ最大の危機となるであろう。
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最終更新日
2012年08月18日 09時00分32秒
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