台湾旅行その9 台北
台湾旅行記あまりにスローすぎて最後の更新からこんなに時間が経ってしまったサクサク行ってみよう ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆この日は台北に戻ってきて、板橋(いたばしじゃなくてbanqiaoね)にある林本源園邸(林家花園)に行きました台湾の富豪「五大家族」の1つである「林家」が清朝時代に建てた屋敷跡で、台湾で最も保存状態の良い中国伝統の園林建築です。この時代の建物で保存されているものは数少なく、とっても貴重なんだそうです。日本統治時代になって林家は中国本土へ避難し、二度とこの園邸に戻ってくることはなかったそうです。日本統治時代後期には破壊が始まり、1949年に中国本土からの難民や台湾人など300世帯以上が園邸で暮らし始めて、違法建築が増え、内部の破損はさらにひどくなりました。今ある姿は、台湾政府などが1億5,643万台湾元もの巨額をかけた1982-1986年の修復工事によって、できる限り本来の姿まで修復された姿です。その場所が今「無料」で国民や観光客に解放されているわけです。凄いですよね。尊い仕事です若い頃はショッピング三昧、食道楽でこういった観光名所に来ることなんて考えてもいなかったけど、私も大人になりましたちなみに行く前にこの方の内容を見て行くと勉強になりますよ。入口は小さく地味で分かり辛いかもです。「方鑑齋」池を眺めながら本を読んだり、詩を吟ずる場所だったそう。「來青閣」庭園内で最もゴージャスな建築物で、VIPのお客さんが泊まる場所だったそうです。方鑑齋でお会いしたガイドのおじ様が「昔は2階建ての建物なんてなかったから、來青閣は当時の”台北101”だったんだよ」と言ってました内部もゴージャスです來青閣の隣がオープンエアのカフェになってます写真撮りまくってお疲れの私達。ちょっと休憩ーでもねー、お茶もコーヒーも値段の割にあまり美味しくないです~。雰囲気を楽しみながら休憩する場所と考えれば最高だけど「横虹臥月」横たわった虹や月のように見えることから名付けられました。曲線が美しいですね。橋の上も歩けるスペースがありましたが立入禁止になってました~橋の下にもスペースがあって、洞窟のよう。何目的?この辺まで来ると本当に広いなー、どこまで続くのという気分になってきます。総敷地面積は6054坪建物全体が見えないよう、様々な工夫が施されて造られているのだそうで、見た目にはそんな風に見えませんが、歩いてみると納得です「榕蔭大池」榕樹=ガジュマル。滅茶苦茶デカイ。池でボートを漕いだりして遊んだ場所なんだそうです。 小さな太鼓橋なんかもあってオシャレなんだなー。実際に渡るとミニミニでカワイイまだまだ見るところは一杯です。キリがないのでこの辺でやめておきますが、時間があれば、カフェや庭のベンチなどでのんびり座って一日過ごしたいなーという場所でした中国語ガイドは予約なしでもありますが、日本語ガイドはほとんど無いので、事前予約すべし台北に行ったことがあって、まだ林本源園邸を体験していない方には是非是非行って頂きたいオススメの場所ですよさてさて、この後はランタンフェスティバルで新竹へ行きます