カテゴリ:旅
パチンコの話を2回書きましたが、他にもチョコチョコあるのです。店に入ったらa-nationしか打てそうな台がなく、2万円入れたところであまりのつまらなさに帰った話とか(既に各ホールで撤去されているので書きません)、ラッキー当たりで勝った話とか、あるのですが、いかんせん内容に乏しいので扱う価値がまるでありません。よって (○`ε´○)ぶーっ すべて省略 です ということで、本来(?)の旅の続きに話題を戻させていただきます 前回が10月3日なんで、どこまで書いたのか覚えていなくて、今読み返したところです(汗) 恵那駅で出発を待ってもらって明知鉄道に乗り込みます。わずか2駅で目的の駅に到着です
1面しかホームのない、いわゆる棒状ホームの駅で降ります
飯沼駅
周囲に何かあるかと聞かれると何もないとしか答えようのない無人駅です。しかしこちら、日本一の駅なんです。何が日本一かといいますと
こちらに書かれている通りです。勾配と言われてもよく分からないと思いますが、イラストが分かりやすいですね。坂の途中にある駅で、日本で最もキツい坂の駅なわけです 以前にも書きましたが鉄道にとって最大の敵は坂とカーブです。鉄の塊がツルツルのレールの上を走っているわけですから、坂には当然弱い。スイッチバックの駅ってあちこちにあって、こちらでもいくつか紹介しましたが、なぜスイッチバックを作るかというと坂を一気に登れないないため、1度休憩してから進むため。ただしそれって蒸気機関車がけん引していたころの話で、車両性能の上がった今は、昔は大変だった坂も今は何ごともなく進めることが多い。ただ特急電車に電気機関車を付けなければならないほど急勾配だった碓氷峠越えの信越本線横川~軽井沢間は長野新幹線の開通とともに廃止され、バス転換となりました。特急列車も走らなくなるため、横川と軽井沢での増結作業が割に合わなくなったためです 話を戻すと、こちらの駅は
33パーミルという坂に造られています。33/1000と書かれていますが、1000メートル進むと33メートル上がるという意味。「なんだ1キロも進んでたったの33メートル昇るだけか」と思ってしまう方もいるでしょうが
こうやってホームに立つと、かなりの坂になっていることが分かります いくら列車性能が向上したといっても、それは一気に昇る場合で、1度止まって再発進というのは結構大変な作業です。大変というより危険ですよね。ですから鉄道会社はそもそも坂の途中に駅なんて造りたがらないし、お役所も認めません。明知鉄道って元々は国鉄明知線が第3クターになったもので、この飯沼駅は第3セクター転換後にできました。周囲に何もないことから、こちらに駅を設置する必然性はあまり感じられません。明知鉄道の「ウリ」として設置されたのでしょう ただし、こちらの駅は当然ながら、それほど列車がバンバンやって来るわけではなく、時刻表を入念に見て行動を決めなければなりません。いろいろ研究した結果、30分後に帰りの列車がやって来て、なおかつ恵那での乗り継ぎも便利なこの時間に訪れたわけです
駅周辺をウロウロしていると、恵那行きの列車が坂の上からやって来ました。明知鉄道って他にも訪れてみたい駅がたくさんあります。実は日本で2番目の勾配駅も明知鉄道にある。今度はフリー切符でじっくり回りたいものだ、と思いながら列車に乗ります。ただ来る時と同じで恵那での乗り換えもタイトなんです。今だからこそ旅情的な日記を書いていますが、実際に乗った時は「無事に乗り継げますように」と祈るばかりで、あまり風情は感じていませんでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.20 20:41:31
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事
|
|