カテゴリ:ある多重ガン患者の日常・・・
何気ない彼との会話から、少し考えさせられたコト。
とあるキッカケで「やっぱり、おめぇは兄貴と一緒じゃな。」と言われたんですが。 「は?なんでお兄ちゃんと一緒よ?他人なのに?」 「長男・長女ってコト。」と言われ、サッパリ意味が分からず。 もちろん、全てのご家庭がそうだとは言いませんが ツマリ、生まれた時、長男・長女はやはり親を1人占め出来るワケであり 私もそうだったのでしょうが、色んなワガママが許されてきたのだと思います。 でも、弟や妹ナドの兄弟が生まれると、そうはいかなくなります。 長女である私としては、ソレまでは確かに両親を1人占めしていましたし 特に、母方の祖父母にとっては初孫だった為、本当にかわいがってもらいました。 けれど、やはり兄弟が欲しかった私に、7つも下の弟が出来た時は 本当にうれしかった でもその半面、母親は男の子の方がかわいいとよく聞きますが ソレもあってか、7つも離れていたからか、両親は弟を溺愛しました。 私が妬けるホドに 7つも上とは言え、やはりまだ小学校低学年だった私は、寂しかった。 7つも上だからこそ、親は弟優先で「お姉ちゃんでしょ。」と私に有無を言わせなかったので かわいいんだけれども、弟が羨ましくて仕方なかった。 どんなケンカをしても、ドレだけ弟が悪くても、 全て姉である私が怒られ、悔しくて仕方なかった。 でも、やっぱり弟がかわいくて仕方なかった。 そんな複雑な心境でした。 だから、ガマンするのはいつも上なんだと思っていたし 今でもそう思っていました。 でも、次男である彼は、生まれた時からガマンするのは下なのだと言うのです。 彼の家庭が、兄弟どのように親に接してこられたのかは分かりません。 でも、少なくとも私の家のように、弟である彼が溺愛されたワケではないようで そうすると、やはり彼が生まれるまでワガママをきいてもらえたお兄さんと 生まれた時からお兄さんがいて、常にガマンをしてきたのは彼だったのでしょう。 ソレを聞いて、「私はいっぱいガマンしてきたもん!」と言った私でしたが フト、考えました。 そう思っているのは私ダケで、実際には弟も色々ガマンしてきたのかもしれない・・・と。 確かに、大人気ないですが、色々とガマンしてきた中で どうしようもない悔しさをぶつけるトコロがなく、ソレを弟にぶつけてきたコトもありました。 弟からしてみれば、いい迷惑でしょう ソレを一生懸命ガマンしてきたかもしれません。 私は何にしても考え込んでしまう性格で、弟はのほほんとあまり気にしない性格で でも、そんな弟でも、きっと考えるコトは色々あるハズ。 なのに、いつも被害者のような顔して、その矛先を向けられた弟はかわいそうですね 弟よ・・・ゴメンね・・・。 って、コレで何も考えてなかったら腹立つな~ ■倉敷成人病センター婦人科がん患者会ASK(アスク) 第4回交流会&忘年会のお知らせ。 日時:2009年12月19日(土) 交流会 15:00~17:00 忘年会 18:00~ 詳細はコチラをご覧下さい。 ↓ 第4回交流会&忘年会のお知らせ◆倉敷成人病センター 婦人科がん 患者会「Ask」 沢山のご参加お待ちしています。 ■プロフィール記入にご協力お願い致します。 「足跡」pageへ ↓ ↑ ↑ ポチポチッとクリックお願い致します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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