株式市況　 投資情報センター

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弊社の中長期・短期推奨銘柄の一部を公開し、投資判断を提供します。
新興市場やIPOも日々の相場動向を見ながら、今どのように行動すればよいのか、目先の動向を交えて解説します。

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昨日の株式市況と本日の投資情報戦略
4日の日経平均株価は前日比14円高の17,973円、TOPIXは前日比4ポイント高の1,772ポイント。東証１部の売買代金は概算で3兆2,692億円、売買高は25億5,192万株。騰落銘柄数は、値上がり913銘柄、値下がり673銘柄、変わらず141銘柄。NY市場は、前日比8ドル高の13,676ドルで取引を終えています。為替相場は121円70銭近辺で推移しています。

昨日のNY市場は、朝方こそ中国株の大幅下落や、発表された弱い経済指標から下落して始まりましたが、M&Aのニュースや景気に対する楽観的な見方から切り返し、NYダウは小幅ながら史上最高値を更新しました。また、S&P500も連日で高値を更新、ナスダックも6年4が月ぶりの戻り高値を更新しています。CMEは17,985円（前日大証終値比25円安）となっています。そのため、本日の東京市場はもみ合いから始まり、下値を固める展開となりそうです。また、大きな材料も見当たらないため、その後は中国株などアジア株の動向を横目で見ながら進んでいくと考えられます。

4日の東京市場は、NY株高や円安進行を受けて買い先行で始まりましたが、中国市場が8.3％下落したことで伸び悩み、小幅高で取引を終えています。個別では、住友金属工業（5405）が高値更新、新日鉄（5401）もザラ場で高値を更新、商船三井（9104）や新和海運（9110）などが大きく上昇しています。お伝えしてきたように、弊社が推奨してきた好業績の重厚長大セクターが循環物色されて、相次いで高値を更新してきました。一方で、ノンバンク株や小売株、情報・通信株などの内需関連が冴えない動きとなっています。　

4日の新興市場は、ヘラクレス指数が小幅ながら続伸しましたが、JASDAQ指数、マザーズ指数は反落しました。個別では、ユー・エス・ジェイ（2142）やフリーワーク（2486）、アドウェイズ（2489）などが買われました。一方で、楽天（4755）やACCESS(4813)、インテリジェンス（4757）、アセット・マネージャーズ（2337）などの主力銘柄は売り物に押されています。新興市場全体としても底入れ反発から一服していますが、今後は東証1部同様に業績による選別が進んでいくと考えられます。

中長期戦略
昨日も弊社の中長期推奨銘柄の中で、短期でも推奨してきた10銘柄が新高値更新となっています。今後も重厚長大セクターを中心に、グローバルに展開して業績を拡大させている銘柄が循環物色されていくと考えられますので、その押し目や動意付くところでは積極的に推奨していきたいと考えております。

短期戦略
引き続き、弊社推奨の中長期銘柄を中心に、高値更新が期待できる銘柄をお勧めしていきたいと考えております。また、新興市場銘柄も業績による選別をした上で銘柄選定をしていきたいと考えております。



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