124060 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

最先端の研究開発(R&D)を支える技術セミナー

最先端の研究開発(R&D)を支える技術セミナー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010.01.15
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


低コスト生産、計量、曲げられるという特徴をもった有機薄膜太陽電池。世界最高レベルのエネルギー変換効率を実現するための光電変換化学を修得し、応用開発を急げ!

 

◆セミナー名:

有機薄膜太陽電池の開発と高効率化

星星星詳細・申込はHPから星星星

 

◆セミナー概要:

【セミナー番号】j100208

【会場】日本テクノセンター研修室(東京・新宿区)

【日時】平成22年2月3日(水) 13:00~17:00、2月4日(木) 9:30~16:30

【聴講料】1名につき65,100円(税込、資料付き)
  ※昼食は付いておりません。同時複数申込の場合1名:59,850円
 
【主催】株式会社日本テクノセンター
 
【お問い合わせ】株式会社R&D支援センター
  ※TEL:03-3599-5811 MAIL:http://www.rdsc.co.jp/contact/ 

 

◆講座の内容:

【受講対象】

・有機薄膜太陽電池の材料開発研究に携わる化学者

・新しい有機半導体材料を探している有機電子デバイス研究者

・研究の出口として光電変換を勉強したいと考えている化学者

 

【予備知識】

・一般的な化学の知識.専門知識は必要ありません。

 

【修得知識】

・合成に携わる化学者においては,光電変換化学や有機太陽電池の知識、有機電子デバイス研究者においては、用いる新規材料の指針や高効率化へ向けた光電変換の化学的理解

 

【講師の言葉】

 新しいエネルギー源、省エネルギー、ユビキタスを目指す有機エレクトロニクスの研究は、今世紀の環境・エネルギー問題への関心の高まりにより、ますます盛んになるとみられている。有機薄膜太陽電池は、低コスト生産,軽量,曲げられることを特徴とする次世代太陽電池の一つであり、注目されている。これまで、有機薄膜太陽電池の研究は、応用物理学者が中心となって進められてきたが、さらなる高性能化のため、分子の機能や集積構造の制御を取り扱う化学者と連携した研究の重要性が指摘されている。現代の生物学が、生命現象を分子レベルで理解する分子生物学を軸に発展してきたことを鑑みると、有機エレクトロニクス分野においても、分子設計から始まる化学的アプローチによる研究が今後ますます重要になってくると考えられる。

 本講習会では、分子の設計・合成から素子の作成・特性評価まで、上流から下流全てを、化学的視点から解説する。

 

【プログラム】

1.次世代太陽電池
  1.シリコン太陽電池の最近の展開
  2.CIS太陽電池
  3.色素増感太陽電池
  4.有機薄膜太陽電池
  5.その他の新型太陽電池

2.有機薄膜太陽電池に用いられる有機材料
  1.有機ドナー材料:ポリチオフェン,フタロシアニン,ポルフィリン
    a.材料の合成経路
    b.電子的特徴
    c.構造的特徴
  2.有機アクセプター材料:フラーレン,フラーレン誘導体,非フラーレン系の試み
    a.材料の合成経路
    b.電子的特徴
    c.構造的特徴

3.有機薄膜太陽電池の構造と作成
  1.pn接合型
  2.バルクヘテロ接合型
  3.p-i-n3層型
  4.薄膜作成技術

4.有機薄膜太陽電池の作用機序と特性評価
  1.動作原理
    a.有機分子での光吸収
    b.励起子の発生
    c.励起子の拡散
    d.有機ドナー・アクセプター界面での電荷と正孔の発生
    e.電荷の拡散
  2.評価方法および光電変換特性
    a.解放電圧
    b.短絡電流密度
    c.フィルファクタ
    d.エネルギー変換効率

5.最近の研究から
    a.ナノ粒子追加
    b.電極ポテンシャル制御
    c.タンデム構造、など






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.01.15 09:35:00



© Rakuten Group, Inc.