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多文庫の間まで

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Illimone

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2008.03.23
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カテゴリ:書評 SF関係
わりと評価の高い作者の作品で昭和60年に発行された文庫の初版を

なぜか取得。前の持ち主が栞を使わなかったため無数の折れ後がある。

SFは、外国の作家の場合翻訳する訳者の語学力だけでなくSFの力量

も大きく関係している。そして読む側にもそれなりの努力が必要だけど。

なにしろこの現代にはありえない話がほとんどですから。

この本のタイトルからして、どんなストーリーかうすうす結論が解ってしまう。

しかし、いつ何処で何をと言ったごく単純な事でさえ訳がミスれば話は

めちゃくちゃになってしまう。ストーリーは、三部構成。第一部は、簡単明解。

1970年代に殺されたアンジェロ(天使のアンジー)は、数世紀後に彼の子孫に

よって冷凍から目覚めさせられ、特集訓練を受けてはるか彼方の惑星アルヴォへ

単身乗り込む。詳しくは語られていないが、当時地球とアルヴォは交戦状態だった。

そのアルヴォの敵スタイラーは、一人で自分の脳と直結させたコンピューターを

駆使して一人で乗り込んできたアンジーと熾烈な戦いのあげく短剣でさされ絶命。

さらにアルヴォ星人は全て地球を目指して出撃中。アンジーは、スタイラーの残した

コンピューターや保存された本などから知識を得てアルヴォを脱出。惑星間移動

ロケットぐらい作れるようになったのだろう。クローン作成もお手の物になっていた。

一度は地球に帰って再び惑星アルヴォへ戻ったようだ。そして自己の一部を破壊して

ピン1を所定の位置に設置?こんなヘンナ訳し方でいったい何がなんなんだか!

第二部では、動く歩道が縦横無尽に張り巡らされ全てが制御された未来都市空間。

いきなりラングと言う人物が出てきてあっという間に殺され..

その後融合(メッシュ)結節点(ネクサス)と言う言葉が出てくる。

ラングは死んだがすぐマーク・エングルと言う人物に変身している。そして誰が

自分をいや自分たちを狙っているのか?オリジナルが何人かは不明だが

アンジーは長い年月をかけて大量のクローンを作成し都市空間も構築。何事も無く

理想社会が出来たようだったが、あのときのスタイラーがコンピューターに

プログラムを入れていたらしく、スタイラーのロボットがアンジー側のクローンに

細工をして都市に暗殺者として送り込んだ。エングルも殺されウィントンになり

敵はミスター・ブラックと呼ばれているがこのままでは太刀打ちできないので

先ほどのピンを抜く事に。しかしこの時点ではピンは7本、7本目と6本目を抜く。

この時それぞれの記憶やたぶんDNAが融合して..。本当にややっこしい。

もうこれ以上はかけない。ごめんねここまでガマンして読んでくださった皆様。









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Last updated  2008.03.23 16:17:39
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