南海地震が東海地震より遅れておきた場合は?&和歌山県での防災での動きが広がってます♪
和歌山県和歌山市でコープ自然派や男女共同参画りいぶるで講演させていただいてから、和歌山での講演が続いています。先日は、田辺市の東部公民館に行ってきました。田辺市には、津波到達時間の早い場所があります。発災から15分で到着してしまう場所も。だけど、なんだか、温かい日差しとおいしい食べ物がいっぱいで、のんびりしている雰囲気にも思えます。小学生のこどもたちには、群馬大の片田教授が授業に入って指導されているので、先生達とともに 津波てんでんこが浸透しています。もっと子育て中の方たちにも 広がっていくといいなと思っていたら、和歌山市で講演した際、聞いてくださった方が実家がお近くということで、田辺市まで来て下さる方もいました。和歌山大学も地域の防災のためにいろいろ動いていらっしゃるので、ママたちと、大学の動きをもっと繋げたいなあと思って、いろいろ私も動いています♪先日、和歌山大&徳島大の環境防災研究センターの照本先生のお話をお聞きして、地域の大学とも繋がる大切さを知りました。過去の東海、東南海、南海連動地震は東海地震から始まり、数時間から数年の時間差で南海地震が起こったケースがあります。南海地震が後だった場合、時間的余裕があると思われますが、数時間だと警戒しているでしょうが、数年後かわからないといった場合に、日常生活をどう送ればいいのかという問題がでてくるというお話がありました。これは、東京、静岡ではあまり出てこない議論です。土地を離れてしまう可能性が最も高い子育て世代が、それでも住み続けて大丈夫と思えるような事前の防災・減災が、和歌山・四国では特に重要なのではないかと思えてきました。田辺市での講演の次の日に、聴講してくださった地域の方が別の公民館にかけあってくださったそうです。具体的な内容だったから、もっと多くの地域の人に聞いてもらいたいと思って下さったそうです。一生懸命動いてくださる人たちに支えていただいて、また和歌山での講演が決まりそうです(^^)子育て世代、高齢者、その他、災害時要援護者にとって普段から優しいまちづりなるよう、世代や枠を超えて手をとりあっていけたらいいなと思っています。