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カテゴリ:本・コミック・雑誌・新聞
【送料無料】“日常系アニメ”ヒットの法則 最近の若い人たちの芝居を観ているとドラマ性の希薄さを感じる。 ヘタするとストーリー性も希薄で、私達の云うところの「スケッチ」的な芝居も結構見受ける。 何故だろう? 何故だろう? と思っているときにこの本に出会った。 「日常系アニメ」と「日常系演劇」。 何かしら関係があるのではないかと思ったからだ。 少なくとも私が芝居を創る時、それは、私の中にあるあらゆる材料の中の何かしらがもとになっている。 それは、演劇であることもあるし、小説、映画、テレビドラマ、アニメ等々がごっちゃになって表に出てくるわけである。 そして、それは、子供の頃の記憶であったりもする。 例えば、アニメなら、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」、「狼少年ケン」等々。 それこそ数え上げたらきりがない。 そんなわけで、「日常系アニメ」に至ったアニメの系譜を観て育った人たちは当然、それらの影響を受けているであろう、と考えたわけである。 ならば、「日常系アニメ」の誕生理由が明確になれば、「日常系演劇」の誕生理由も明確になるのではないか、と考えた次第である。 で、結果、理由は分かった。 それは、本書に詳しく書いてある。 興味のある方はご一読あれ。 私が心配するのは、みんながみんなそちらに行ってしまって、ドラマ性のある作品やストーリー性のある作品がなくなってしまうことである。 何事も多種多様な方が面白いに決まっているからである。 で、面白いと思うのは、今年のハリウッド映画である。 実にドラマ性やストーリー性の濃厚な作品が多い。 アメリカンコミック系の作品の多さがそれを物語っている。 それらを「非日常系」と云ってもいいかもしれない。 「日常系作品」の多い日本と「非日常系作品」の多いアメリカ。 果たしてその差は何だろう? 「非日常系作品」の多い私としては大いに気になるところなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月08日 10時08分13秒
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