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テーマ:政治について(19850)
カテゴリ:日々、思う事・・・
今回は天皇制への反対理由の一つに上がっている「税金の無駄遣い」に思う事を書きたいと思います。まぁ一部ですがね。
岐阜県庁の裏金問題、県職員の6割4421人を処分(読売新聞) 岐阜県庁の裏金問題で、県は28日、4421人を処分すると発表した。全職員の57・3%を占め、全国の自治体でも例のない規模。 うち、地方公務員法に基づく懲戒処分は、1006人に上り、裏金隠しに直接かかわったり、裏金を着服したりした4人が懲戒免職となった。 他は、内規に基づく訓告や厳重注意とした。 県は、今回の裏金問題について、「県政史上かつてない規模の重大かつ深刻な不祥事」とし、その背景に、「公金意識の欠如、隠ぺい体質があった」と組織ぐるみで行われていたことを認め、再発防止策を柱とする「再生プログラム」を発表した。 裏金約19億1775万円(利息を含む)についても、全額返還する。 処分者数では、78億円の不正経理が明るみに出た北海道庁の第1次分、約6200人を下回るが、職員の比率では道庁の26・9%を大幅に上回った。 処分は、裏金の集約などにかかわった「組織責任」と私的流用などの「個人責任」に分けて示された。個人責任で処分を受けたのは計11人で、懲戒免職と停職処分はいずれも個人責任を問われたケースだった。県はこのほか30~40人についても調査を進めており、さらに処分者が増える可能性もある。刑事告発についても、引き続き検討している。 懲戒免職は、裏金を職員組合に集約した1999年1月に知事公室次長だった長屋栄・岐阜振興局長(58)ら、組合に移し替えた当時の県や組合幹部の計3人と、私的流用をした1人。 裏金約400万円を焼却ごみとして処分した元学校人事課の課長級職員(54)は、6か月の停職処分を受け、諭旨免職となった。 組織責任として、古田肇知事は減給(10分の5)1年間とし、副知事2人と出納長、教育長、代表監査委員は減給(10分の2)6か月、部長32人と次長120人、課長183人は、減給(10分の1)6か月などとした。現職の課長級以上は全員が懲戒処分対象で、基本的に減給処分とした。 一方、返還は、現職幹部が5億7800万円を負担し、ポストによって返還額を決める。古田知事は1160万円、副知事は490万円、代表監査委員は320万円を負担する。職員は部長級220万円、課長級150万円になる。 再生プログラムには、公金支出情報のインターネットでの全面公開、法令順守の状況を監視する「監察課」の新設を盛り込んだ。 皆さんにも記憶に新しい事件かと思います。事件内容の詳細はこちら(岐阜県裏金事件のページ様)が詳しくまとめて下さっています。 そして二件目はこちら。 皇室の新専用車、国会開会式出席で初めて出番(読売新聞) 宮内庁に7月に納入された新しい皇室専用車(御料車)が28日、天皇陛下の国会開会式出席の行き帰りに初めて使われた。 専用車は、トヨタ自動車の大型リムジン「センチュリーロイヤル」(全長約6メートル、幅約2メートル、8人乗り、5250万円)。約40年にわたって「ニッサン・プリンス・ロイヤル」が使われてきたが、老朽化で整備が難しくなり、更新された。 宮内庁によると、専用車の昨年の利用は計50回で、国賓など外国賓客への提供が33回、国会開会式や全国戦没者追悼式など両陛下の重要な行事での利用が7回。今後も外国賓客への提供が増えそうだという。さらに同型車を3台購入する方針。 そりゃ確かに良い車に乗ってるかも知れませんし、日本人独特の美徳と言っても良い「もったいない」の観点から行けば、すばらしい事だと思うのですが、対外的にどうなんでしょうねぇ・・・世界最古の王朝の主で、経済大国第二位の日本国民の象徴に、如何に名車・高級車とは言え約40年て・・・ いや、まぁ陛下がお使いになると決めてたのかも知れませんしね。 ~追記~ 岐阜県の県庁が行った行為は、お金を返したから許されると言う類の物では有りません。民主主義国に置いて、政治家初め公務員と呼ばれる人達は、国民の税金を任され、それを如何に公平に分配するかを任されているに過ぎません。その観点から行けば、今回の事件は県庁ぐるみで発生しており、国家に対する重大な背信行為であると考えられます。 国民、ひいては国家有っての自分で有る事を、努々お忘れ無き様、お願い致します。 楽天ブログ★アクセスランキング 登録してみました。クリックしてくれると、励みになります。 宜しくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月29日 11時54分55秒
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