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テーマ:首都圏の鉄道(136)
カテゴリ:鉄道
先週の話になりますが、
東京メトロ東西線に乗ったところ、 初めて新車にありつくことができました。 何だかヘッドライトの形が面白いですよね。 最近のメトロ車両の新車はヘッドライトの形状が変わってます。 数年前に副都心線用にリリースされた車両は、 この東西線用を90度垂直に立てた感じで涙目になってるんです この新車、実は5月から走り出しているのですが、 半年経ってようやく乗ることができました。 なぜここまで時間がかかったのかというと、 それなりの理由があります。 それは、 この車両が運転されるのは朝ラッシュ時が中心ということ。 僕はその時間帯に同線に乗ることはないので、 出会う確率が低かったわけです。 で、なぜこの車両が朝ラッシュ時に運転されるのかというと…。 それは乗降ドアの形状にヒントがあります。 写真ではちょっと分かりづらいのですが、 このドア、メチャクチャ横幅が広いんです。 通勤電車のドアは通常は3人が横に並んで 何とか乗り降りできるサイズなのですが、 この東西線用のドアは4人が横に並んでゆうゆうと乗り降りできるサイズ。 東西線は東京メトロの中で最も混雑する路線で、 朝の千葉方面からの都心行きは今でも殺人的なラッシュなんです。 僕も経験ありますけど、駅の改札に入ってから階段、ホームまで ディズニーランドのアトラクション待ちのように行列が続いていて、 2~3本やり過ごさないと電車には乗れません。 乗れば乗ったでそこそこ巨漢の僕でも身体が浮いてしまうんじゃないか、 というくらいの押し合いへし合い。 で、事故やトラブルが発生してもないのに、 電車の運行ダイヤが遅れる要因になっています。 運行本数はこれ以上無理、と言うくらいの頻度ですし、 各駅のホームは10両編成分しかないのですが、 もともと各列車とも10両編成なので、 本数も編成両数も増やせません。 で、東京メトロが窮余の策として編み出したのが 「ドアを幅広にして、せめて乗降時間だけでも短縮させよう」 というプラン。 何度も実証実験を繰り返し、効果を見極めた上で、 投入を決めたようです。 そのうち、朝はこのドアがメチャ広の車両ばかりになるんでしょうね。 ダイヤどおりの運行が約束できるため、それはそれで良いのですが、 ドアを広くしたあおりで、座席数は減ってしまいました。 始発駅でのイス取りゲームが白熱しそうです(^^ゞ
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