昨夜は珍しく忘年会というシロモノに出席した。
場所は自宅近くの某高級料亭である。
さすが富豪の付き合いともなると会費もベラボーで
1人2千円もしたのであった。
20数年前は女子高生だったお姉様に囲まれて、であった。
その中に30数年前は女子高生だったお姉様もいたということは
ここではあえて伏せておく。
そういえば「○○会」というのは苦手である。
全校集会なんてものは中学の時からあまり出たことがない。
間違って出ようものならズボンを注意されたり
何だかんだで先生にイチャモンを付けられるのである。
わざわざ殴られるために出ることはないのである。
会社の忘年会というのも苦手だった。
負け犬が酔ったフリして上司の悪口を言う会のことである。
ああ、忘年会で思い出した。
全然モテない鬼頭という男がいて(あ、実名出しちゃった)
そいつは忘年会でもカメラを持参しているのである。
コンパニオン姉ちゃんと2ショット写真を撮るためである。
僕は毎回「シャッターを押せ」と頼まれていた。
一眼レフなので上手く撮れる奴がいないのである。
まあ僕はその鬼頭が嫌いだったので(しまった、また実名出しちゃった)
鬼頭の目から上が写真からはみ出るように撮った。
翌年だったか翌々年だったか、ついに鬼頭が文句を言った。
「おい、毎年俺の頭が切れて写ってないじゃないか」
だからその年の忘年会は彼の頭までちゃんとフレームに入れて撮ったが
その代わり彼の顔が半分しか写らないようにずらして撮った。
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