パタン博物館はダルバール広場にある。
入り口で順調にネパール人と間違われながら入場。
パタンの彫刻物はネパール大地震で壊れたものが多く
リメイクされた仏像も多いが、パタン博物館の敷地内は
昔からのオリジナルで構成されている。
博物館の梁も土着的なガネーシャ像や女神で飾られている。
戸口の門の上の彫刻は木製ではなく金属製。
銅なのか鉄なのか分からないが見事な彫金だ。
金色の部分は真鍮製なのか金箔なのか不明。
1つ1つの仏像は恐ろしく緻密だ。
とにかく全て手彫りだし梁のどれもが違う神様で
1つとして同じ仏像がないので感嘆するばかりだ。
外側だけでこんなに時間をかけて見ていたら日が暮れてしまう。
まだ博物館の中にすら入っていないのだ。
パタンの中でも異色の建造物のこの三重の塔は
チベットというより中国の影響を受けていると思われる。
パタン入村料1000ルピーを払うとパスカードをくれるが
博物館の入場も含まれてるのでこれを提示すれば無料。
しかし日付が2022年12月28日になってるけど...。
確か1週間有効じゃなかったかな。
博物館へは何度入場してもOK。
博物館の入り口ではカラー(24ページ)の冊子も貰える。
これで1000円程度とはあまりにも安い。