ただ気を付けなければならない点がある。
こちらが「How much?」と訊いた後に
店側は「〇〇ルピー」と言って来ることもあれば
逆に「How much you want?」と逆質問してくることがあるが
ここで「〇〇ルピーなら買う」と言ってはならない。
それが妥当な金額だったとしても店側はわざと鼻で笑いながら
「Oh! can not! This is very good quality」と言うからである。
「How much you want?」と言われたら逆に
「How much you sell?」と言おう。
多くの場合、先に値段を提示した方が「負け」なのである。
店側がこちらの質問に対して「〇〇ルピー」と答えたら
こちらが鼻で笑って「Oh! can not pay」と言えば
またそこからがお互いの腹の探り合いとなるのだ。
たとえば店側が1万ルピーと言ったとする。
こちらが7000ルピーにまけて、と言った時点で
「あ、コイツは適正相場を知らねえな」と知られたら
もう7000ルピーにはならないのである。
「Good for each ether」と言われて8000ルピーになるか
「OK, it's special price」だとか何とか言われて
7000ルピーに”してくれる”ことで決着となる。
つまりこちらが値段を提示したらそれ以上は安くならない。
相手が先に値段提示したら”帰るフリ作戦”もある。
「そうか、予算オーバーだ。他の店を回ってみるよ」と言えば
「ジャスト・ア・モルメント、ブラザル(Just a moment, brother)」と
交渉テーブルに優位につけるのである。