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カテゴリ:天文学・物理学
今日は素粒子について勉強しましょう。
■素粒子(そりゅうし) この宇宙のありとあらゆる物質を構成している最も基本的 な粒子で、これ以上分解できず、内部構造をもたない粒子 1.物質粒子 物質はクォークとレプトンと呼ばれるたった2種類の 素粒子からできていることがわかっているんだ。 さらに、クォークとレプトンは質量の軽いものから 第一世代、第二世代、第三世代と3種類の世代に 分けられるよ。 第一世代 第二世代 第三世代 --------------------------------------------- クォーク アップ チャーム トップ ダウン ストレンジ ボトム --------------------------------------------- レプトン 電子ニュートリノ μニュートリノ τニュートリノ 電子 ミューオン タウ 2.力を伝える粒子(ゲージ粒子) 物質を支配する基本的な力は4種類あるよ。で、それぞれの 力を仲立ちする素粒子を「ゲージ粒子」と言うよ。 強い核力(強い相互作用):グルーオン 電磁力(電磁相互作用) :光子 弱い核力(弱い相互作用):Wボソン、Zボソン(ウィークボソン) 重力(重力相互作用) :グラビトン(未発見) 3.質量を与える粒子 物質の質量は、ヒッグス粒子の場によって生じると考えられて いるよ。 宇宙は真空ではなくて、ヒッグス粒子に満たされていて、そこを 別の粒子が進むとしよう。するとヒッグス粒子が集まってきて 進行を妨げる。その結果粒子は速度を落とし、質量を得るという 考えらしい。ちょうど水の中を歩くとき、水がまとわりついて抵抗 を感じるようなイメージだね。 ただし、光にはヒッグス粒子は寄ってこないんだ。だから光は この世で最も速いとされる光の速度を維持するし、光子には 質量がないんだよ。 でも実はヒッグス粒子はまだ発見されていないんだ。 現代の最先端の理論では、上で紹介したような素粒子が、 点状の粒子ではなく、1次元の広がりを持った「ひも」 から構成されていると考える、「超ひも理論」という理論 が究極の物理理論だとして、盛んに研究されている みたいだよ。何だかすごいね~。 今日はこのくらいにしておこうかな。。 このお話のつづきは、また今度にしようね o(^-^)o お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
素粒子ですか!勉強になります!!
(2005/12/01 01:02:04 AM)
世の成り立ちに目を開きます。感謝・合掌
(2005/12/01 02:57:54 AM)
という発想って科学的に表現された「無」の概念と同じに聞こえますね。
物質的に全て「有」なら「無(真空)」の概念は無いことになりますが、 全て物質なら物質という二次元的な分類も必要ないから「無」も同然ということかな。 人間の哲学は不毛ですね。 (2005/12/01 08:34:52 AM)
ごっつぁンです!!
宇宙は真空と考えるより、ヒッグス粒子があると考えたほうが、説明しやすそうだ!! また、少し知識が増えた!!感謝感謝!! (2005/12/01 08:16:58 PM)
素粒子は全然目に見えないから、ピンとこない
ところもあるけど、調べれば調べるほど面白い ですね。 それに、アップクォークとかトップクォークとか、 グルーオンといった、素粒子のネーミングがかっこ いいなと思います。 早くヒッグス粒子が見つかることを期待してます。 (2005/12/02 10:34:03 PM) |
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