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カテゴリ:世間へ訴えたい事
昨日は午後1時30分、名古屋地方検察庁 岡崎支部へと控訴の有無を聞きに
主人と2人で行きました。 N弁護士は大阪から新幹線でこちらへ向かう途中、大雨のため新幹線が 岐阜羽島駅で何時間も足止めになり岡崎支部へ辿り着くことが出来ませんでした。 午後1時20分岡崎支部の玄関前で待っていたら、事務官が迎えに来ました。 日曜日のため正面玄関は締まっていて、私たちは事務官に案内されて裏口 から合同庁舎の中へ入った。 案内されたのは広い会議室。窓側の席に主人と私が座り、暫くすると、 検察の副支部長という人と私たちの担当検事の上司のT検事が 私たちの向かい側の席に座った。事務官は入り口の机に一人で座った。 最初に副支部長が担当のM検事が事情により来れないことと電話の対応を詫びた。 私はハッキリ言ってそんなこともうどうでもよかった。 そして、本題に入った。 副支部長は「申し訳ありませんが、名古屋地検にも相談し岡崎支部で検討した 結果、今回の控訴は大変厳しい状況だと判断したため控訴は出来ません」と 言われた。 私はその瞬間から、頭をバットで殴られたくらいの物凄い衝撃で気を喪い そうになった。暫くしてようやく声が出た「どうしてですか????」と。 副支部長の理由はこうだった。 「加害者は謝罪もなく誠意がない態度はあまりにも酷いものと認めます。しかし それだけでは控訴の理由にはなりません。一番の焦点は、加害者のトラックが 交差点に差し掛かった時、娘さんがどの位置にいたのかという事です。裁判官は トラックが交差点に差し掛かった時、娘さんは未だ横断歩道には入らず歩道に いたと判断している。トラックと娘さんが最初にぶつかった位置は横断歩道から 約3メートル入ったところ。娘さんの自転車の速度は約時速11㎞くらいだと推測し トラックは時速16㎞、事故の1秒前には娘さんは横断歩道内にいなかったと判断。 従って、裁判官の『被告人は確認を怠ったという罪は大きいが、その罪の程度は 即実刑にというほど重いものではない』という判決を覆すことが出来ないと、 判断したため控訴は出来ないという結果に決まりました。」 私たちはさらに衝撃を受け怒りが込みあげ、副支部長に抗議しました!!!!! 「私は担当のM検事から最初にトラックと娘の自転車がぶつかった場所は 2車線分の横断歩道のほぼ中央で6メートル入った場所だと聞いています。それが 何故3メートル地点と変えられているのか???もし仮に3メートル地点だった としても、娘の自転車の速度よりトラックの交差点進入速度の方が早いのなら 当然トラックが交差点に差し掛かった時、娘はすでに横断歩道の中にいたことは 間違いない問題です!!それなのにどうして娘はまだ横断歩道には入っていな かったと言えるのか、それが重大な過失とは言い切れないと加害者を擁護するのか 私には理解できない!!!娘はトラックが曲がってきているのにトラックめがけて 横断歩道に突っ込んだという事ですか???娘が悪かったという事になっているん ですか????それならば娘は自殺したという事になってるんですか????」 副支部長は言葉を選んでこう言いました。 「私たちも裁判官も娘さんに過失はなかったと認めています。過失は全て左を 十分に確認せずに左折したトラック運転手の加害者だったと認識しています。 しかし、横断歩道に娘さんが入った位置と時間、トラックが交差点に入った 位置と時間、双方がぶつかった地点などを詳しく調べ想定したところ、この ような判断を裁判官が下した以上、それを覆すだけの証拠がないのです。」 主人と私は机を叩いて怒鳴りました!!! 「紗愛理はもう亡くなってしまったんです!!!どんなにそれは違うと、 私はもう横断歩道に入っていたのにトラックが突っ込んできたんだと言いた くても、もう何も言えません。すべては加害者の都合のいい証言に基づいた いわば偽りの証拠でしかないのです!!!!裁判官も検察も警察もそんなことは 百も承知のはずです!!!わかっていてそれでも、加害者に有利な判決を 下す裁判官も最低だが、それを鵜呑みにして控訴すら出来ない検察も役たたず としか思えない!!!可能性は低かったとしても、もし負けてもいいから 控訴して欲しい!!!高裁での闘うチャンスすら奪わないで欲しい!!!!」 と懇願しました!!! 主人は検察官に土下座して 「どうかこの通り僕らに最後のチャンスをください!!!」と泣いて頼みました。 私も「一生懸命皆さまが全国各地から『こんな横断歩道で何の罪もない娘が轢き 殺されて執行猶予が付くような判決は不当である』と3596名もご署名を頂いた そのお気持ちを決して無駄にしてほしくはありません!!!皆さんがこのご署名 以上の大勢の方々が異議を唱えて下さっているんです!!こんな理不尽な殺人が 刑にも服さず罰金も払わず、執行猶予という法に守られて何の罪にも問われずに 許されてしまう現実があってはならないんだと!!!だから交通死亡事故が一向に 減らないんだと危機感を強く持っていらっしゃるんです!!!明日は我が身です。 いつ誰がどこでこんな理不尽な交通死亡事故に遭うのかもうわからないこんな社会 はおかしんだと、だから今ここで悪い判例を断ち切らなければいけないと皆さんが 強く切実におしゃっているんですよ!!!!」と泣きながら訴えました!!!! しかし、副支部長も検察官も決して態度を崩すことなく、淡々と 「控訴は検討した結果難しいと判断しました」と何度もそればかりでした。 私たちは粘りました。私は朝まで帰らないつもりで何度も抗議し続けました。 副支部長も検察官もそれなら付き合いますと、姿勢を崩さなかった。 私たちは精一杯訴え続け、2時間半粘りましたが駄目でした。 最後に主人と私は「私たち遺族の切なる願いをもう一度上司に伝え、最後の 検討をしていていただくことを強く強く強くお願いします」と頭を下げました。 事務官に付き添われ駐車場まで行こうとしたとき、TAVの方からお電話を もらい、状況を伝えると信じられないと絶句しておられました。 車に乗ると、私は悔しくて悔しくて怒りの涙が止まりませんでした。 それから、帰る道中でTAVの方やmeronさん、中京テレビの方など電話で 控訴却下されたことを泣きながら報告し続けました。 控訴期限は7月29日あと今日を含め3日あります。 何とか方法はないものなのでしょうか???? どなたか、いい提案がある方は教えていただけると有難いです!!!! 事故の鑑定を専門家にしてもらうことも考えましたが、 時間が足りず間に合いません。 それに頑なに姿勢を崩さない検察側を崩すのは容易なことではありません!!! このままでは、私は一生立ち直れません!!! さえりんが如何にも悪かったことにされている判決を 絶対に認めることは出来ません!!! 皆さまからの想いも絶対に無駄には出来ません!!!! そんなことになったら、私はもうこの先生きていく 希望も気力も無くなってしまうのです!!!! どうか、どうか検察のこの判断が覆る方法が見つかりますように、 祈るばかりです・・・(>_<) 私たちはこんな理不尽な交通死亡事故の到底納得いかない司法の壁に 強く深く憤りを感じることしか出来ません・・・・ 土砂降りの雨の中、私たちは最後の希望を断たれ、 絶望の海の中へ放り込まれました!!!! 交通死亡事故の被害者と被害者遺族は ただ泣き寝入りするしかないんでしょうか????? いつも温かいコメントありがとうございます!! よろしければ応援お願いします。 よろしければこちらも応援おねがいします。 さえパパの「可愛いさえりん1分間動画💛」ぜひ見にきてね!! さえりん動画はこちら さえりんの部屋別館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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