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カテゴリ:真実へ向けて
昨日は我が家にレターパックで書類が届きました。
送り主は、N弁護士からです。 民事裁判に向けての、『訴状』の原案が出来上がったのです。 私は今まで裁判なんて無縁の生活をしていたのでよくわからないのですが、 どうやらこの『訴状』を地方裁判所へ提出し民事裁判を起こすのだそうです。 私は中を見るのがとても怖かったのです。 でも、逃げていては民事裁判なんて起こすことが出来ません!! だから勇気を出して、レターパックを開けました。 中には『訴状』(案)の書類と、訴状委任状が入っていました。 私は恐る恐る、『訴状』(案)を読みました。 本当は全部主人任せにしたいのですが主人は仕事やブログ写真が担当で、こういう 事故関係の書類はいつの間にか私の担当ということになっているんです(;'∀') そこには娘を喪った損失の賠償額の請求が書いてありました・・・(>_<) 私は泣きたくなるのを必死に堪えて、最後まで読みました。 民事裁判とはこういうものだということは皆さんから聞いて覚悟はしていました。 でもいざ大事な我が娘、さえりんがお金に換算されるのを見るのは過酷でした。 まだ、案なのでこの通りに通ることはないと思います。保険会社は少しでも 減額するために粗を探して嫌な所をどんどんついてくることも聞いています。 私はますます悲しくなりました・・・(>_<) さえりんの命の価値っていったい何なの??? いったいこんなお金に何の意味があるの??? もし、このお金でさえりんが元に戻るのなら私は喜んで出します!!!! 1億円だって10億円だって、家屋敷を売って借金してしてでもお金なんて いくらだって出しますから、さえりんを還してください!!!!! 私にとってさえりんは、こんな醜いお金なんかには絶対に変えられない かけがえのない尊い、世界でたった一人の最愛の娘なんです!!!!! はじまる前から虚しさが込み上げ、この先が不安でしかありません。 でも、やるしかありません!!! そうでなければ、加害者はますます謝罪の気持ちなんてこれっぽっちも持たず お義理で会社任せでやっている月命日の現場への献花すらもう来ないでしょう!! 加害者はろくに謝罪もせず、執行猶予が付いて刑にも服さず、何の償いもしないで 自分が殺したさえりんのことなんて忘れて普通に暮らす。そんな卑怯な人生なんて 絶対に許せないんです!!!!これが過失の死亡事故が減らない元凶なのです!! だから、私は最後まで加害者と闘わなくてはいけないんです!!!! 私はその勢いで先日、日本交通事故調査機構の佐々木さんから送っていただいた 『交通事故調査報告書』もじっくり読みました。 事故の見取り図がたくさん載っていて難しい計算方式や現場状況から導き出された 本当の事故の真実が書かれていました。警察の資料とはかなり異なっています。 民事裁判では、この加害者の自分有利な検証結果を元にした警察の捜査資料を 撤回するところからはじめなくてはならないのです!!!! この日本交通事故調査機構の佐々木さんは依頼人である被害者に有利な報告書 は決して作りません。どんなに被害者が不利になろうが、正しい事故の真実を 正直に明らかにすることを信条として信念を持って事故調査をされる方です。 だから信用が出来るのです!!!これが事故の正しい真実であることを!!! 娘はこうして亡くなったのだと、赤裸々な図面と事故のシュミレーションを 見るのは胸が苦しく心が壊れてしまいそうになります(>_<) だけど、目を背けていてはいけないんです。私がそんなことではいったい 誰がさえりんの無念を晴らすことが出来るのでしょうか!!!!! 自分の命より大事な、娘の命が儚くも奪われていく瞬間を見るのは身を引き ちぎられるくらい辛いものです。それでも一生懸命堪えて読みました。 最後の結果の欄には「加害者は紗愛理と最初に左前輪で衝突し転倒させてから ブレーキを踏んで停止するまでに、普通の人の4倍以上の時間がかかっている。 すぐに正しくブレーキを踏んでいれば大型トラックの下敷きになった紗愛理を 轢く前に止まれたと推定される。紗愛理は他に体に怪我や傷も殆どないため もし頭を轢過されなければ致死は免れ、軽症で済んだものと推定される。」 やはりここを読むと、悔しと加害者への憎しみが込み上げるのです!!! 加害者はどうしてすぐにフルブレーキを踏んでくれなかったの??? 私も車を運転していてもし何かとぶつかったらとっさに体が反応してすぐに 急ブレーキを踏みます。運転経験のあるものなら誰しも同じなはずです!!! それなのに人の4倍以上もかかってブレーキを踏み始めたのは何故ですか??? 加害者は何故さえりんを轢き殺したの????わざと殺したの???? 誰だって人を轢いてしまったら、とっさに相手を殺さないため、負傷を少なく するために、すぐに急ブレーキを思いっきり踏んで止まるはずでしょう???? それなのにあの女は何故さえりんを救うための行動を取ってくれなかったの??? あの女はいったい何をしていたの????何を守りたかったの???? 私のこのぶつけようのない憤りや怒りや疑問は、 あとは民事裁判でぶつけるしかないんです!!!! 昨日はようやくこの書類から逃げずに、しっかり読むことが出来ました。 いったんは現実逃避して身を守り逃げましたが、お花を植えて花壇に癒され、 みなさんにたくさん励まされて、ほんの少しですが一歩進むことが出来ました。 これから裁判が始まればもっと酷いこと辛いことが待っていることでしょう。 でも私は、さえりんの死が運命だったのだから仕方ないなんて思えないし 簡単に諦めることなんて絶対に出来ないんです!! こんな一進一退の繰り返しですが、それでも前に進んでいきたいと思います。 これからもどうかよろしくお願いいたします!! (さえりん7歳の夏 香嵐渓で川遊び) いつも温かいコメントありがとうございます よろしければ応援お願いします。 よろしければこちらも応援おねがいします。 さえパパの「可愛いさえりん1分間動画💛」ぜひ見にきてね!! さえりん動画はこちら さえりんの部屋別館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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