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カテゴリ:子供を亡くした親
昨日も次女と一緒に朝から安城市の図書館アンフォーレの4階の学習スペースに一緒に行きました。このアンフォーレの4階にはもちろん本もたくさん置いてあるんですが、学習スペースがたくさんあります。一般用のスペースには新聞紙が置いてある机が10ヵ所くらいありそこには机ごとに置いてある新聞の種類が書いてあります。男性の方がよくその机に座って新聞を読んでみえます。その他にもパソコン用に電源がとれる机、学習用に一人ずつ仕切られた机、本を読むだけの少し狭いスペース、ここからは有料予約制ですが個別の部屋に1人づつの机、小会議室みたいに5、6人が勉強できる部屋などたくさんの学習スペースがあります。
次女がいつも勉強するのは無料の一人ずつに仕切られた机です。昨日は私も次女の隣の机に座りました。ちゃんとライトがつくようになっています。 一昨日は講演の原稿を書くためにパソコン用の電源がとれる机に座りましたが、昨日は本を読むつもりで一緒に行ったのです。その本というのは年末にこの図書館に予約して購入してもらった「チャイルド・デス・レビュー」という本です。この本の副題は「子どもの命を守る『死亡検証』実現に挑む」です。実は年始に入ったと連絡をもらい借りてきたのですがずっと集中して読むことが出来なかったので、もう返す期限が来てしまい図書館で集中して読んでから返そうと思ったのです。ところがこの本は子どもたちの死因を検証することで今後の再発防止に繋がるようにとの思いが込められており、実際の被害者遺族の生の声がたくさん書かれて検証されています。 自分ではもう大丈夫だと思っていたのですが少し読んでいたら気分が悪くなって、それからもう本を開くことも出来なくなり自滅して結局読めずにそのまま返しました。せっかく買って頂いたのに申し訳なかったです。でもこの本には大切な事が書かれているのでたくさんの方に読んでいただけたらと思うのです。 さえりんが亡くなりまだ3年7ヵ月の私にはかなりリアルで過酷な事だったのです。胸をえぐられるようなあの苦しい感覚が蘇ってしまうんです(>_<)もし自分の子どもを亡くす前の私なら客観的に読めたのかもしれませんが、今の私にはダメなんです。実はこの本を読んだら「春の香り」も借りようと予約していたのですが私にはきっとまだ無理だ思いと諦めました。子供が親より先に亡くなりその想いを親が綴った本は気持ちがわかり過ぎて苦しくなるのです。 グリーフケアでは人前で泣かずに亡き家族の話が出来るようになったらグリーフ(悲嘆)の時期は一段落したと教わりました。個人差はありますがだいたい死別4年半くらいが平均なのだと。私は最近講演などでも泣かずにさえりんの話をすることが出来るようになりました。だからもしかしたらもう悲嘆の時期も終盤なのかもなんて錯覚を起こしていましたが本当は全然違ったのです。まだまだグリーフの真っ最中なのです。人前で話が出来るのはたださえりんのためにという使命感がそうさせているだけです。昨日はまたあらためてそんな自分の悲嘆に度合いに直面し少し落ち込みました。まだたった3年7ヵ月しか経っていないんだから仕方がないと自分をなだめました。グリーフ悲嘆の形や現れ方は人それぞれで本当に違うのです。 昨日は持って行ったにじいろ会の新しいノート作りや、各支部のファイルの整理などをして次女の勉強が終わるまで4時間過ごしました。午後2時半頃、さすがにお腹が空いて帰りに丸亀製麺によって、次女と一緒に釜揚げうどんを注文、久しぶりに大盛と天ぷらをお腹いっぱい食べました。そうすることでほんの少しでも心の穴を埋めたかったのかもしれません。家に帰ってからも何もやる気が起きずうだうだしながら、3時間半もあるTREASUREのコンサート動画を真剣に見てオタ活に没頭しました。ほんのせめてもの私の癒しです。 最近ずっと公開プレゼンや原稿書きなど飛ばしてきてしまったので(私にとってはハードな活動)今日も一日のんびりとオタ活でもして過ごしたいと思います。グリーフの状態をすぐに埋めることは出来ませんが、せめて癒しと逃げ道が必要です(^.^) (さえりん20歳の時 最後の家族旅行part18サンハトヤの前で家族でパチリ。次はどこへ行くのかな??) ![]() いつも温かいコメントありがとうございます ![]() さえママへのメールはこちらから にほんブログ村、応援おねがいします!! この「さえりんの部屋」を一人でも多くの方に読んでいただき、 交通死亡事故で悲しむ人がもう増えませんようにと心から願っています!! さえりんをクリックしてください!! ![]() にほんブログ村 さえパパの「可愛いさえりん1分間動画💛」ぜひ見にきてね!! さえりん動画はこちら ![]() ![]() にじいろ会公式ホームページが完成しました!! よろしければ以下のリンクからご覧下さい。
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