「モノ」を作る
現在、WOODPRO Shop&Cafe で売っている、ホッチキス&マスキングテープカッターです。作ったのは、ショップスタッフのITA君。風貌は熊みたいですが、なかなか繊細なところも持っていて面白いキャラです。。「熊」が気になる方はぜひともショップへ。かわいらしい熊ですよ。最近、自分でモノを作る人が増えてきました。そして、自分の作ったものを人にも喜んでもらえれば嬉しいですよね。モノ作りの原点というのは、素朴にそんなところだと思うのです。ホッチキスの木部がカクカクしているのが彼の美学らしい。「サンディングして丸くしたら」と私がいいましたが、彼としては「角」の方がいいらしい。でも、そういうこだわりというのは大事です。まずは、自分の感覚を信じること。「モノ作り」には必要なことです。ただ、「趣味」であったものを「市場(しじょう)」に持ち込むとなると難しい問題が出てきます。「市場」ではすべてのものが「お金」に換算されてしまいます。これは、ITA君が自分の趣味で作ったものです。それが、「市場」に価格をつけて並んだ瞬間に「高い」とか「安い」とか、「いい」とか「悪い」とかいった批評にさらされます。いわば、この場所は、波打ち際。お客さまの「財布」と「作り手の思い」とが寄せては返してせめぎあっています。波に洗われ、砂に磨がれ、岩にぶつかりしながら、商品も磨かれていくのでしょう。とりあえず、マスキングテープカッターを二つ、うちの奥様がお買い上げ。(納品待ち)ITA君に興味をもたれた方は、ショップのブログに時折登場しますので、よろしく。ここのところ、頻繁に更新していて、入荷情報も充実してきました。本日もご訪問、感謝。