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2009年05月30日
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■喫緊の本 - インフルエンザ・ワクチンは打たないで! -
-------------------------------------------------------

 前回に引き続き、今回も同一本の紹介です。
こんなことは、私も初めてですが、著者のいいたいことは
この本の後半部分でして、前回は、主に前半部分をご紹介
しました。
(参考)インフルエンザ・ワクチンは打たないで!(前回)



 5月28日(木曜日)の参議院予算委員会のビデオを
ネット上で見ておりました。今回のインフルエンザ・ウィルス
の問題を扱っていたからです。

 民主党・新緑風会・国民新・日本の鈴木寛(かん)氏が
二人の参考人の意見をききました。思わず、メモを
した次第です。

■国立感染症研究所主任研究官の森兼啓太氏
 「空港での検疫は無意味ではないが、検疫にばかり重点を
置いて国内の発見が遅れたことなどを考えて、
今後の参考にすべき」という趣旨の発言をして
います。彼は厚生労働大臣のアドバイザーでもあります。

■羽田空港で検疫官をやってる技官の木村盛世氏
 木村氏は、まだ現場(成田空港)は混乱している
と政府の対応を指摘し、重要な点を3つ程、述べています。
1)テレビ報道が成田での検疫状況(N95マスクを
 つけて、忙しそうに動き回っている映像)を流し、
 政府のパフォーマンスとして利用したのではないか。
2)水際でインフルエンザ・ウィルスを食い止めると
 いうのは、検疫法(責任は国)に基づき、行って
 いるが、国内感染は感染症予防法(責任は地方自治)
 であり、国内感染への対応が後手に回っている。
3)国の行動計画(厚生労働省の医系技官が作成)は、
 (異論をもつ医師の)充分な意見が反映していない。

 歯に衣を着せぬ言い方、彼女に興味を持ちましたので、
彼女のプロフィールを探しました、ブログにありました。
---引用---
木村 盛世(きむら もりよ)
 医師/厚生労働医系技官。
筑波大学医学群卒業。
米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了
(MPH[公衆衛生学修士号])。
優れた研究者に贈られる、ジョンズ・ホプキンス大学
デルタオメガスカラーシップを受賞する。
内科医として勤務後、米国CDC(疾病予防管理センター)
多施設研究プロジェクトコーディネイターを経て
財団法人結核予防会に勤務。
その後、厚生労働省大臣官房統計情報部を経て、厚労省検疫官。
専門は感染症疫学。
---引用終了---

 なるほど、経験豊富な内容で、自分の意見を言わなくては
ならない教育を受けてきているようです。

 国は、広く専門家の意見や現場の意見を聴取して
いないのでしょうか。
だから、世界中から笑われる感染対策になってしまうのです。

 反対意見は、封じ込めているのでしょうか。


 木村盛世氏のブログをみて驚きました。
(参考)臭いものには蓋をする隠ぺい気質

----引用----
 本日参議院の予算委員会に政府参考人としてよばれました。
鈴木寛民主党参議院議員の「新型インフルエンザ対策」に
ついての質問に答えるためです。

 国会議員から出席を求められた場合それに対して応じるのが
国家公務員の職務です。ところが、こともあろうに
厚労省健康局長はこの案件を握りつぶしたのです。

 鈴木寛氏の質問は「厚労省は検疫オンリーでやっているが
現場の検疫官からは異論が出ている。これに対して省内での
議論はいかにされているか?」といった、
新型インフルエンザ対策の根幹に関わるものでした。

 もし厚労省が私の言っていることに対して反論するならば、
科学的根拠に基づき正々堂々とすべきだと思います。

 今日の厚労省幹部の対応は「自分たちが間違っていると
言われたくない」ための逃げと言われても仕方ないものです。

 彼らたちの大切なのは自分の進退であり国民の安全ではないのです。
---------引用終了----

 補足しますと、木村氏のブログは、5月25日(月)のもの
です。参議院予算委員会のビデオで当日の状況をみてみますと、
開会が1時間遅れの午後2時。遅れた理由を民主党の鈴木氏が
委員長に質したのをみますと、参考人の招致についてもめていたので、
結論は持ち越しになったとのこと。
結果的に5月28日になりました。
他の大臣4名を1時間も待たした結果なのです。

(参考)新型インフル 参院予算委で"参考人隠し"
    (ロハス・メディカル)


 そして仕切り直しの予算委員会。それが5月28日(木曜日)の
予算委員会だったのです。

 こういう現場の意見をきいて、あまりにもお粗末な国の
対応をみて、もう国民の生命・財産を安心して任せることは
できないなと思った次第です。(舛添大臣、官僚に操られて
しまいましたね、また)


いま、「インフルエンザ・ワクチンは打たないで!」
(著者 母里啓子(もり ひろこ)著、出版社 株式会社双葉社
発行日 2007年12月10日)を読み終えました。

 著者のプロフィールは、巻末にあります。
------------------------------------
1934年東京都生まれ。医学博士。
千葉大学医学部卒業後、伝染病研究所(現・東
京大学医科学研究所)でウイルス学を修め、愛知
県がんセンター研究所に勤務。在職中に、カナダ
のトロント大学オンタリオがん研究所に2年間留学。
帰国後、東京都がん検診センター検査課長、横浜
市衛生研究所細菌課長を経て、国立公衆衛生院
(現・国立保健医療科学院)疫学部感染症室長、
のち、横浜市の瀬谷、戸塚、旭の保健所所長、介
護老人保健施設「やよい台 仁」の施設長を務め
退職。『おおきい・ちいさい・よわい・つよい』(ジャ
パンマシニスト社)編集委員。著書多数。
----------------------------------

 著者の後半では、ワクチンの歴史から振り返って
います。

 インフルエンザという言葉が歴史に登場したのは
中世のイタリアだというのです。勿論、それと同じ
意味を記述したのは、紀元前からあるといいます。

 ワクチン。これは、ラテン語で雌牛のことだそうです。

 天然痘は致死率が高く恐れられていたといいます。
牛の天然痘(牛痘)にかかると症状は軽く、人間の
天然痘に対して免疫があるということで、
1796年にイギリスのジェンナーによって開発
された種痘が最初のワクチンだそうです。

 天然痘は、日本では1955年(昭和30年)に
根絶しており、いまでは全世界からも根絶されて
おります。

 ところが天然痘で亡くなる人がいないのに、
ワクチンの副作用で亡くなる人がでてきたといいます。

 著者自身、大学院の医学生の頃、インフルエンザの
ワクチンの接種に協力したと記述してあります。

 そのワクチンが、副作用で多くの死者を出したことに
驚愕したのではないでしょうか。

 いまでも、インフルエンザ・ワクチンの副作用が
あります。薬の副作用では最近ですと、タミフルでしょうか。

 タミフルは、どのように作られたものでしょうか。
著者によりますと、日本脳炎のワクチンは、ネズミの
脳から作られたといいます。

 ネズミが生まれて2~3日経過した時に、
ネズミの脳に日本脳炎のウィルスを注入するといいます。
そして、2日位経過すると、日本脳炎のウィルスが増殖
し、脳を侵されたネズミを殺し、その脳だけを取り出し、
磨り潰し、乳剤にし、その乳剤を精製してネズミの脳の
物質を取り除き、日本脳炎のウィルスを大量に収集します。

 その後、そのウィルスをホルマリンに漬けて不活化
(殺すこと)して、日本脳炎のワクチンができあがります。
その当時のワクチンには、ネズミの脳の一部も含まれて
いたといいます。それが副作用の原因になっています。

 え?、どんな副作用か?ですって。
それは、ネズミの脳の一部が体内に入ると当然に抗体が
作られます。その抗体が、今度は人間の脳を攻撃して
くることになるのです。(同じ脳細胞ですから)
 自分の脳を自分で攻撃するということが起きて
しまうのです。

 その結果、神経を侵されたり、目が見えなくなったりと
なります。急性散在性脳脊髄炎(ADEM、アデム)に
なるというのです。
(いまは、きれいな日本脳炎ワクチンができていると
著者はいいます。)

 このような話をききますと、効果があるかどうかわからない
ワクチン(不活化ワクチンやコンポーネントワクチン)を
投与して副作用がおきるというリスクの評価を常に
行わなければならない という状況に置かれている
ということを認識する必要があります。

 勿論、薬のタミフルにしてもリレンザにしても同じです。
ところが、国からは、そのような詳細な副作用情報は、
受けることはできないと思ったほうがいいでしょう。
(いまの麻生政権の下では)

 著者はいいます。
母体と赤ちゃん。母体は赤ちゃんに臍帯(へその緒)を通して
はしかの抗体を渡していると。最近の母体は、ワクチンの
抗体しかもっていない(ゆえにはしかにかかって自ら抗体を
作り出していない)ので、通常だと赤ちゃんは、1歳半までは
はしかにかからないのに、ワクチンの抗体をもっている
赤ちゃんは、1歳位ではしかにかかってしまう。
 だから、はしかのワクチンを1歳までにうたなくては
ならなくなっているというのです。

 ウィルスが強くなるのか、人間の抗体力が弱くなるのか
考えさせられる本であります。

 一度、読まれることをお勧めしまし、このような情報を
ネットからも受け取れる時代に感謝です。


(参考)著者の本「インフルエンザ・ワクチンは打たないで!」
  の目次
1 インフルエンザ・ワクチンなぜみんな打つの?
2 知っていましたか?インフルエンザ・ワクチンが効かない理由
3 インフルエンザ・ワクチンの4つの嘘
4 「打っておいたほうがいい」どころか害毒
5 高齢者だけでなく乳幼児も狙われています
6 医師も、研究者も、マスコミも、しっかりしてほしい
7 人間とウイルスの闘い、現代日本にとってのワクチン
8 インフルエンザにかかったかな

(5/30)


厚生労働省崩壊






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最終更新日  2009年05月30日 19時44分10秒
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