テーマ:今日のコーヒー(5072)
カテゴリ:フードペアリングの方程式
今日はこーひーのペアリングを2つアップします。先ほどはサンク・オ・ピエの6月7月コースのデザート「ノルマンディー産フロマージュ・ブランのムースを2種の風味で、カマルグ産フルール・ド・セルと黒コショウ、フランス産フランボワーズのコンポートシェフ風猫舌(ラング・ド・シャ)添え」のイメージを書きましたが、
こちらは…シリーズ化が順調に進んでいるMさんとのペアリングレッスンで…朝食の「ハム卵アスパラサンド」にアトムの子を合わせた内容です。http://ameblo.jp/sankichi-fmrt/entry-11260049973.html サンドイッチにコーヒーなんて、何にも考えないで…ただ食べて飲むだけ、なんて感じがしますが…まぁ、そういった気軽な組み合わせでも、さりげなく心地よい美味しさになると嬉しいですし…そんなさりげなさってちょっとハードル高いんですよね。 さて、そのサンドイッチですが…「奥さん手作りのバンズで、「ハム目玉焼きアスパラサンド」。目玉焼きは、お向かいさんにいただいたアローカナ卵。アスパラは自宅の庭で採れたもの。味付けは岩塩、コショウとマヨネーズ。バンズにはマーガリンとマスタード。」…といった美味しそうなサンドイッチです。 パンがバンズで、ハムとアスパラに特濃卵の目玉焼き…マヨネーズにマスタードにマーガリンてな感じですね。 で、こーひーは「アトムの子」なんですが…「ぜんぜん大丈夫でした。これだけガッツリしたサンドイッチも、1人できっちり受け止めてました。(3種類の豆のブレンドだそうだから、実際には3人なんだけど)コーヒーを先にいれて飲み始めちゃったので、サンドイッチを食べ始める時点でコーヒーはカップ半分以下になっていたのですが、これだけの量で十~~分。一口飲めば、あとくちがスッキリする・・・というか、油脂分がほぼ、あとかたもなく消えるというのは、かなり驚きました。」…と、書いてくださっています。 「液体で流すとか苦味をぶつけるとかそういうレベルでは、ここまでのあとくちの良さは出ませんよね。アトムの子の酸味は総体としてはニュートラルに感じられる(=僕のような素人には分析不能という意味)なんですが、この酸味が実はいろいろな酸味のコンビネーションで、このコンビネーションはものすごい守備範囲が広い、ということなのでしょう。」 なんだか「アトムの子」の秘密が解き明かされてしまったようで…中米の豆を3種類使い…それぞれを深煎りに焙煎することで…キャラが立ちすぎず、色々なお好みの方にも親しみやすく、ケーキやパン、サンドイッチと一緒だったり…パスタ等のランチの食後でもOK…そんなイメージに仕上げているんです。 守備範囲の広さがポイントですね。ランチの食後にさりげなくキレのよいあとくちになるようにもイメージしています。そのために3種類の豆を使っていろいろな酸味のコンビネーションにしているんです。お客様向けでは勿論同業者相手でも滅多に話さない内容です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.25 17:53:43
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