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カテゴリ:医療・介護
私が中学生の時、流行っていたのがピューマのジャージで、黒色の端正な生地に赤色の刺繍が入っていて憧れのブランドでした。
働いて精一杯のプレゼントに自分が着た事もないそれをリハビリに励む母にプレゼントしたけれど、それは上着だけで下がないチグハグなものでした。 母はとても喜んでくれて、言語障害で満足に自分の意思も伝えられない癖に施設の皆さんに自慢していたのですが、社会も物価も何も知らない無知な自分を本当に恥ずかしいと思いました。 私も父も母が亡き後は、黒色を好んで着いていましたが、病気のお見舞い等にはやはり、葬儀をイメージさせてしまう黒は避けなけれぱいけないと思い、ネイビー、紺色、藍色など無難な色を選ぶようになりました。 仕事で医師でもないのに白衣を着るようになり、何だか白色が眩しくて何処かで医師の道を挫折したコンプレックスが私自身を苦しめていたように思います。 今は、白衣は自分のコンプレックスや職種の上下に関係なく、信頼の証と約束なのではないかと思っています。 いつでも、どんな時でも、相手の心に寄り添える自分。 それが理想なので、それができなくなったと自分で感じてしまう時は、引退時なのかなと思ってみたりします。 明日は健康診断なのだわ~~~❤ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月26日 21時35分41秒
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