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Jun 6, 2007
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「父の死」

1844年5月 ショパンの父ミコワイが73歳で亡くなった。

最後に会ってから9年
父は政情不安が続くポーランドを出る事ができず、ショパンはワルシャワを訪れる事が出来ないままだった。

「お前から手紙が来ない間は心配です。」
息子の活躍を伝える手紙を何より楽しみにしていました。

失意のあまり結核の症状が悪化し、寝込んでしまいます。
サンドはショパンを懸命に介抱し、ショパンの母に手紙を書きました。

「私の生涯をあなたの愛する息子に捧げます。これであなたの不安を少しでも軽く出来るでしょうか?」

母ユスティナはサンドの気遣いに感動し
「悲しみに暮れた心に安らぎを覚える事ができました。」と返事を書きました。

母は、夫が亡くなった後もワルシャワで暮らしました。
ショパンは母を心配しながらも帰ろうとはしなかった。
パリの亡命政府を支持していたため、大国の支配する祖国の地を踏むわけにはいかなかった。

再開を果たせぬまま、父との永遠の別れでした。


今日の曲は

「ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調」



  


父の死後、苦しいときに書き上げたピアノソナタ。
父の死に打ちひしがれたショパンの内面を表している曲です。

悲しみを感じる始まり、その後明るく転調し在りし日の父を回想していくかのようです。

ピアニストの仲道さんは
「肺を患い、ゼーゼーハーハーしていたと思う。
健康に3番のソナタを弾くのとは違うと思う。
楽想は力強かったりするが、病んだ体を曲から感じる。」
と語っていました。


ピアニストの仲道さんは
「肺を患い、ゼーゼーハーハーしていたと思う。
健康に3番のソナタを弾くのとは違うと思う。
楽想は力強かったりするが、病んだ体を曲から感じる。」
と語っていました。

息子がピアニストとして作曲家として、世の中に認められてからも
国の情勢で会うことが出来なかったなんて
親としては手放しで喜ぶ事は出来なかったのでしょうね。
親にとって子は、いくつになっても子供だと言いますから
常に気にかけていたのでしょうね・・

この回は親の気持ちになって聴いていた私です。






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最終更新日  Jun 6, 2007 10:06:21 PM
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