「祖国に栄光あれ」
19世紀半ば、セーヌ川の中洲にたたずむ「ランベール館」
大国に支配された祖国ポーランドを逃れ、パリに亡命した人たちが集まる場でした。
ショパンも頻繁に訪れピアノを奏でました。
ランベール館は亡命政府の役割まで果たしていました。
ショパンは祖国を代表する芸術家として「パリ・ポーランド文芸協会」の会員に選出されました。
その喜びを
「この名誉に励まされました。協会発展のために全力を注ぎます。」と語りました。
ショパンの音楽と存在が民族自立のシンボルとなっていきます。
今日の曲は
「ポロネーズ 第6番 変イ長調 英雄」
祖国のリズムから生まれたポロネーズ。
ショパンのポロネーズは2つのタイプに分けられる。
・大国の支配に苦しむ祖国を憂う曲
・祖国の独立と繁栄を願う曲
この曲はポーランドの栄光を歌い上げています。
この日のピアニスト仲道さんは
「親指の間接がしなやかで柔らかくないとがたがたしてしまう。
手首も柔らかくて綺麗に指と手を使って弾いたのではないでしょうか?
メロディーラインの美しさ、パッセージのしなやかさ、乱暴でないFF必ず歌う綺麗なFFが出ない。
本物の手がどう動いていたのか観てみたい」と語っていました。
乱暴でない歌うようなFF・・・
私は意識的にF以上の強弱は苦手です。
強くという言葉だけが走ってつい乱暴になってしまいがちです。
FFの旋律の中でも1つ1つの音はFFだったり、Pだったり・・・
歌うようなFFを出すには弾くのではなく、聴かないといけないなぁと思いました。。
仲道さんはどの曲を弾くときも「歌いながら」弾いていらっしゃいます。
きっと常に歌うような演奏を心がけているんだなぁ・・と思いました。
素敵なピアニストさんですよね(*゚ー゚*)ポッ
ショパン曲の中でも一番好きなポロネーズ英雄。
一番有名な曲でも有りますね~~
いつかこの曲を弾けるまでは
頑張って続けたいと思っています★(*^-゚)⌒☆Wink!