カテゴリ:旅日記
ベトナム3日目の朝が明けました。この日も空はどんよりと曇っています。むしろ、雨が降ってもおかしくない暗さ。乾季だと聞いていたのですが、不思議??? ホテルでの朝食では、すっかりお決まりのパターンとなったフォーを注文。前日にはくろうさぎが発音を直されたのですが、私がそれらしく言ってみてもあまり反応はなし。淡々と、フォーが出てきました。というわけで、正しい発音ができたのかは不明です。 今日は、再びフンさんと半日市内観光です。 まず最初に向かったのは、ホー・チ・ミン廟。 撮影禁止なので、カメラと荷物をフンさんに預かってもらいました。二人分の一眼レフやPC、ストレージの入った荷物はいかにも重そうです。 入場門では、一定の人数が集まるまで待たされました。バスの団体が到着し、ようやくボディーチェック。空港のように探知機のゲートをくぐらされます。 人が少ないうちに、徐々にチェックしたほうが楽なような気もするのですが、きっと事情があるのでしょう。 全員の検査が終わると、一列に整列して、行進。(って、掛け声まではかからないのですが。)カーキ色の制服を着た兵士が見張っていて、妙に緊張します。 建物の階段で見張っていた兵士が、ポケットに何やら入っている人を呼び止めて再チェック。友人らしき人が、待っていようとすると、そのまま進むように注意されていました。 ニット帽をかぶっている女性には、無言で脱ぐようにジェスチャー。 なんなのでしょう、この緊張感。 自然に、皆、無言になって、一列で進んでいきます。 いよいよホー・チ・ミンの安置されている部屋に到着。 四方を兵士が固めていて、周囲でも兵士が目を光らせています。写真を撮ろうなどという人がでたら、銃殺しちゃいそうな気配。 ホー・チ・ミンは真ん中のガラスケースの中で、横たわっていました。 死してなお、こうして国のために働くというのも大変ですね。 無言で見学を済ませ、一列に並んで外に出るとほっと一息。観光で、こんなに緊張したのは初めてです! 再び正面に回ってみると、兵士たちが行進していました。フンさんによると30分ごとに交代しているのだとか。バッキンガム、モナコなどでも衛兵交代を見ましたが、こんなにいかつい儀式は初めてです。 このホー・チ・ミン廟の正面の広場で、ホー・チ・ミンが1945年9月2日に独立を宣言したそうです。 ちなみに彼の命日も9月2日。ベトナムの建国記念日も9月2日。まさに、ベトナムそのものという人なのですね。 カメラ: Canon EOS Kiss Digital N レンズ: TAMRON AF 18-200mm F/3.5-6.3 撮影日時: 2005/12/25 08:33 撮影モード: 絞り優先AE シャッター速度: 1/320 絞り数値: 4.0 測光方式: 中央部重点平均測光 露出補正: 0 ISO感度:400 *ちょっとレタッチしています。 途切れ途切れに旅日記を書いているので、前回分へのリンクを書いておきますね。シンチャオ!ベトナム(6)水上人形劇は、こちらから。 人気blogランキングに参加しています。よかったらクリックしてみてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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