テーマ:本のある暮らし(3215)
カテゴリ:ミステリ関連
トップページの「クリスマスにまつわるミステリ」を更新しました。
今日からは海外編です。 さすがに沢山あるので迷いますが、楽天ブックスからリンクできるものが少なかったり、リンクがあっても在庫がなかったり、画像がほとんどなかったり、というのが残念でした。 舞台が南アのミステリー、ジェイムズ・マクルーアの「暑いクリスマス」、 これを読むとクリスマスが怖くなること確実だという「クリスマス13の戦慄」アイザック・アシモフほか編、は読みたくないと言う人もいるかな。(わざわざ13と言う数にしている点にも注目) マーサ・グライムズやカーター・ブラウンは普通に手に入れることが難しそうなので、しょうがないでしょうね。 特集の中で私が好きなのはシャーロット・マクラウドの「にぎやかな眠り」です。 バラクラヴァという大学のある街を舞台にしたユーモアミステリ、シャンディ教授シリーズの第一弾です。 ふだん静かな田舎町が、クリスマスには華やかなイルミネーションに彩られ、観光客の大群が押し寄せます。そのあまりの騒々しさに業を煮やしたシャンディ教授は、こん畜生とばかりに必殺の妨害工作を試みます。 つまり、回りの騒音に負けないはではでしさと大音量を自宅にセットしたのち、自分は安全なところに逃げておくわけです。 その子供じみたしかけがおかしくて、情景が頭から離れなくなります。 表紙は天野喜孝さんの絵ですが、それもいい味を出していて素敵。 ユーモアミステリというものを見直させてくれた一冊です。 私はいつも朝、お弁当を作りながらラジオを聴いていますが、そこで今日紹介された絵本がやはりクリスマスに関するものでした。 「だれも知らないサンタの秘密」アラン・スノー サンタにまつわる「なんで?」をすべて解決してくれる本だそうです。 どこに住んでいるの? 仕事場はどうなっているの? サンタさんを手伝っているのはだれ? みんなのほしいものを知っているのはなぜ? どうやって、いい子を見分けるの? どこでオモチャをつくっているの? あんなにたくさんのおもちゃをどうやって配るの? 本当にそりで運ぶの? やっぱりえんとつから入るの? クリスマス当日、サンタさんはなにをするの? 次々とサンタさんの秘密が明かされるのですが、答えはどれもユニークです。 「どうやって、いい子を見分けるの?」と言う質問の答えが特に面白かったですね。 「CIAがちゃんと調査するから」だそうです。 CIAのCが何を表わすのか、わかりますよね? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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