テーマ:ミステリはお好き?(1445)
カテゴリ:海外ミステリ(ハ行作家)
これまで数々の難事件を解決してきた元新聞記者にして地元の名士クィラランと不思議な推理力を持つ飼い猫のココ。彼らの知られざる日常や、事件の裏エピソードを知りたくはありませんか?本書ではクィラランがつけている日記の一部をご紹介し、ココとヤムヤムの秘密や、登場猫紹介、ためになるココの格言など、クィラランの猫たちに対する愛情に迫ります。豪華イラスト入り、全22篇収録のシリーズ番外短篇集をどうぞ
というように、これはシリーズの一作ではないのでご用心。 (新作と思い込んでいたあわて者は私ですw) 飼い主のクィラランが書いた日記やコラムのネタなど、内容はほとんどがこれまでと重なっているのでちょっと物足りない気もしました。 とは言ってもこれまでこのシリーズを読み続けてきた人にはうれしい一冊なのではないかと思います。 セピア色で描かれたイラストも多く、紙質もいつもと違って上質(?)な雰囲気です。 不思議な能力のあるココのことだけではなく、普通の猫、ヤムヤムのことがクローズアップされているので、ヤムヤムファンはにっこりですね。 作品中では明かされていない裏話もあるので、あの時はこんな気持ちだったのかと改めて振り返ることもできます。 そして、クィラランの猫たちへの愛情がひしひしと伝わってくるのは確かです。 だから猫好きな人にもおすすめです。 猫は日記をつける :リリアン・J. ブラウン 新作はこちらでした。 猫は七面鳥とおしゃべりする :リリアン・J. ブラウン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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