テーマ:本のある暮らし(3206)
カテゴリ:ミステリ関連
柄刀一さんの「サタンの僧院」に苦戦しています。
読み始めたのは1週間以上前。 初めの挫折は、冒頭の伝説、「虚無の城の起源」でした。 多分あとからその意味するところはわかるのでしょうが、読み飛ばすことができずに同じところを何回も読み返していました。 その後にスピードが鈍ったのは、主人公の宗教に関する長い会話。 前回読んだ「3000年の密室」は考古学の薀蓄も楽しめるミステリでしたが、今回は神学がテーマです。 う~ん、あまり得意ではないです。 1回読んでもなかなか頭に入ってこないのですが、解決法を発見しました。 音読です。 音読すると、不思議と理解しやすくなります。まるで受験勉強みたいですね。 途中で休憩して畠中恵さんの「おまけのこ」を読んでほっとして、それからまた続きに戻ったら、ものすごくとんでもないことが起こり、主人公は旅にでました。 なかなか面白い展開なのですが、今度は別の人が、旅先の宿で食事をしながら、宗教に関する対話を始めます。 こんな考え込むような話を食事中にするんじゃない、と思いながら頑張るも、夫が買ってきた、奥田英朗さんの「町長選挙」に、また逃げてしまいました。 さて、今度こそ続きを読み通すつもりです。 龍に魅入られた美姉妹の伝説、首なし騎士、時鐘塔の死体、虚無の城、聖者の奇跡、これまで見たことが無いような謎たちが解き明かされるまでは、あきらめたりしませんとも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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