テーマ:ミステリはお好き?(1447)
カテゴリ:日本ミステリ(な行作家)
〈十字架屋敷〉と呼ばれる、実業家の広壮な邸宅に、エジプトのミイラのように 顔中に包帯を巻いた、異様な風体の男が出没した。 復讐のため地獄から戻ってきた 〈地獄の奇術師〉と自ら名乗り、十字架屋敷に住む暮林一族を皆殺しにすると予告した―。 名探偵二階堂蘭子誕生の妖気漂う本格探偵小説。 内容(「BOOK」データベースより) お風呂で読む本にしていたので、ずいぶん時間がかかってしまいました。 今回はお湯の中に落とすこともなく、無事に読み終えました(笑) 二階堂蘭子シリーズ第1作です。 「地獄の奇術師」と名乗る異様な風体の犯人に対し、女子高校生の二階堂蘭子が探偵役として臨みます。 舞台は昭和40年代と、ちょっとレトロ。 乱歩の小説を思い出させる怪奇な雰囲気の中に、トリックがたくさん詰め込まれている、本格ミステリです。 探偵小説、という懐かしい響きが似合うと思いました。 猟奇的殺人が起こりまくり。 こういうケレン味のある話は、結構好きです。現実を忘れられるから。 ただ、一つ残念なのは、ミステリ好きだったら、たぶん犯人がすぐわかってしまうこと。真犯人が明かされても、驚くことはできませんでした。 これからの二階堂蘭子の活躍と成長を、ぜひ見てみたいです。
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TOMOともさん、こんにちは!
>だいぶ前に読んだ記憶が・・・ >私も乱歩の匂いを感じました(笑) >懐かしい感じだったかな(* ̄▽ ̄*) TOMOともさんも読んでおられましたか? 乱歩や横溝正史を思わせる雰囲気でしたね~。 舞台の昭和42年は、そんなに昔ではないのに、古き良き時代の推理小説、といった趣がありました(^-^ ) (2011年01月23日 14時33分46秒)
っていいですね。なかなか読書する時間が見つけられなくて。せっかくのsamiadoさんのご紹介の本もなかなか読めません。通勤のバスや停留所で待っている間にちょこっと。ううん,お風呂で読むとなると図書館から借りてきた本は,だめですね。でも,どこであろうと集中力が大切ですよね。内容が本の中身のことでなくてすみません。
(2011年01月23日 15時49分42秒)
アルビレオさん、こんばんは!
そうなんです。危険なので、図書館の本や、人に借りた本は、お風呂に持ち込むことはできません(笑) 忙しいときは、お風呂やバスなどでのながら読書がいいんですけどね。 面白い本というのは、意識しなくても集中できる本なのかもしれませんね。 (2011年01月24日 21時44分58秒) |
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