テーマ:ミステリはお好き?(1451)
カテゴリ:日本ミステリ(は行作家)
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦。ユーモアたっぷりの本格ミステリ。 内容(「BOOK」データベースより) 宝生麗子は 国立署の新米警部です。でもそれだけではありません。 実は彼女は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様なのです。職場では内緒ですが……。 ところが、事件の話をするうちに 真犯人を特定するのは、お抱え運転手であり、執事でもある影山です。 影山は、なかなか真相が見抜けない麗子に、ひどい暴言をはきます。 執事にあるまじき行為でありますが、はたから見ている分には面白く、癖になりそうです。 これまでも、脱力系ユーモアをちりばめた、本格ミステリを出してきた、東川さんですが、ついに、人気キャラクターを生み出したのですね。 さらに、麗子の上司・風祭警部までもが、中堅自動車メーカーの御曹司で、白いスーツの勘違い男、というユニークさ。 短編集なので、本格ミステリとしては物足りなく感じるところもありますが、スラスラ読むことができて、間違いなく楽しい1冊であります。 【送料無料】謎解きはディナーのあとで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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