テーマ:ミステリはお好き?(1450)
カテゴリ:日本ミステリ(は行作家)
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
令嬢刑事と毒舌執事が難事件に挑戦。ユーモアたっぷりの本格ミステリ。 内容(「BOOK」データベースより) 宝生麗子は 国立署の新米警部です。でもそれだけではありません。 実は彼女は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様なのです。職場では内緒ですが……。 ところが、事件の話をするうちに 真犯人を特定するのは、お抱え運転手であり、執事でもある影山です。 影山は、なかなか真相が見抜けない麗子に、ひどい暴言をはきます。 執事にあるまじき行為でありますが、はたから見ている分には面白く、癖になりそうです。 これまでも、脱力系ユーモアをちりばめた、本格ミステリを出してきた、東川さんですが、ついに、人気キャラクターを生み出したのですね。 さらに、麗子の上司・風祭警部までもが、中堅自動車メーカーの御曹司で、白いスーツの勘違い男、というユニークさ。 短編集なので、本格ミステリとしては物足りなく感じるところもありますが、スラスラ読むことができて、間違いなく楽しい1冊であります。 ![]() 【送料無料】謎解きはディナーのあとで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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楽しいシリーズが誕生しましたね!
東川作品の長編とくらべると、ひねり具合に物足りなさを感じそうですが、とにかく楽しい一冊ですね。 キャラクターの行動を「ほらやっぱり」「次はどうせこう来る」と読んでいると、ミステリの仕掛けにだまされてしまい…楽しめました。 TBさせていただきますね!(読み終えられたところで、私のキャスティングの感想を伺いたいです♪) (2011年02月04日 23時24分58秒)
あむあむ108さん、こんにちは!
TB有難うございます♪ >楽しいシリーズが誕生しましたね! >東川作品の長編とくらべると、ひねり具合に物足りなさを感じそうですが、とにかく楽しい一冊ですね。 ついに、東川さんがブレイクしましたね。ずっと応援していた娘は喜んでいます。私も娘の影響で読み始めたのですが、いつの間にか脱力系本格ミステリのとりこになりました(笑)。 >キャラクターの行動を「ほらやっぱり」「次はどうせこう来る」と読んでいると、ミステリの仕掛けにだまされてしまい…楽しめました。 話の流れは、水戸黄門的パターンができあがっていて楽しいのですが、ミステリの仕掛けは多彩で、なかなか読めませんね。 >TBさせていただきますね!(読み終えられたところで、私のキャスティングの感想を伺いたいです♪) 実はこれからGLAYのライブにでかけます(*^^*)帰ってきてから、そちらに伺いますね♪それまでに、私も色々キャスティングを考えておこうと思います。 (2011年02月05日 11時41分59秒)
これ!!!
読みたくて読みたくて 新刊で買っちゃおうかと迷ってる(笑) 新品の本なんて普段買わないのだけど これはきっとツボな気がしてね♪ 買っちゃおうかなぁ(* ̄▽ ̄*) (2011年02月05日 21時32分38秒)
TOMOともさん、こんにちは!
>これ!!! >読みたくて読みたくて >新刊で買っちゃおうかと迷ってる(笑) >新品の本なんて普段買わないのだけど >これはきっとツボな気がしてね♪ > >買っちゃおうかなぁ(* ̄▽ ̄*) この作品、お嬢様刑事と執事の掛け合いが楽しいのですが、もう一人の風祭警部がまたユニークで、三人のキャラクターだけでも面白いですよ~。 ミステリ好きにとっては、東川さんの本格ミステリのロジックも魅力であります。 謎解きにもチャレンジして、執事の毒舌を吐かれるお嬢様の気分を味わってみる、というのはいかがでしょう?(笑) (2011年02月06日 19時06分28秒) |
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