バンクーバー発、オンライン英語脳セミナーのお知らせ!
5月6月7月申込受付中
大幅改訂(計520ページ)「ザ・英文法」三部作(ブルー、パープル、グリーン)使用!
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5~7月は「ザ・英文法」ブルー
5月は名詞・冠詞の世界
* the moon は「月」だけど、では a moon は?
* There is a book. は「本が一冊ある」、では There is the book. は?
* I have no idea. は「わからない」、では I have no ideas. は?
「名詞・冠詞」はおろそかにされがちですが、実は英文法の中では最も重要な文法といっても過言ではありません。ルールは至って簡単。まずは名詞・冠詞のマスターから!
セミナーでは「基礎」→「基本」→「発展」と体系的に英語のルールを習得していきます。
ブルーでは名詞・冠詞で基礎を作り、形容詞・副詞・接続詞の本質をマスターし、発展で関係代名詞を学びます。
特に、なんの関連性もないように思える「冠詞」と「関係代名詞」は深く結びついています。冠詞をきちんと理解し、関係代名詞をマスターしましょう!
学習内容・テキスト ⏩ こちら
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最新メルマガ問題
次の英文は正しい?
There is a new moon tonight.
答:正しい英文です。
詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” でチェックしてくださいね。
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学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
「世界に1つ」のものでも a が使えるという ”真”常識。
今回は5月のバンクーバー発、オンライン英語脳セミナーでも取り上げる「名詞・冠詞」からの問題です。
よく「世界に1つしかないもの」には the が付くと説明されることがあります。
みなさんの中にも「太陽」「地球」「月」のように世界に1つしかないものには the を付けると習ったことがある人もいるのではないでしょうか?
最新メルマガでは「月」を取り上げましたが、今回のブログでは「太陽」を取り上げてみます。
詳しくは最新メルマガを参照ください。
こちら → 学校で教えて欲しかった、こんな英文法!
次の文は正しい?
It was a warm day with a bright sun overhead.
答:正しい文です。
この文はロングマン英英辞典からの引用文です。
確かに「太陽」は世界に1つしかありませんが、a がついています。
では、どうして世界に一つしかない太陽が a sun になるのか。
It was a warm day with a bright sun overhead.
(頭上にはまぶしい太陽が輝く暖かい日でした)
「太陽」もメルマガで説明した「月」と同じ理屈です。
「月」は毎日変化するので、月には色々な形の「月」がありましたね。「太陽」も同じ理屈で考えてみましょう。
a bright sun と言った人の頭の中には色々な太陽があるのです。
a strong sun (強い日差しの太陽)、a scorching sun (焼けつくような太陽)、a warm sun (暖かい太陽)など、色んな太陽があり、その中の1つをイメージしているのです。
太陽を形容することで、あたかも色々な太陽があるかのようなイメージになるのです。
しかし、次の太陽には the がつきます。
When I woke, the sun was shining.
(起きたとき、太陽は輝いていた)
この太陽は話し手と聞き手が特定できる「太陽」だからです。
例えば、話し手が今朝起きたときの太陽について言及したなら、聞き手のあなたも同じ太陽を特定できますよね。その日に出た太陽と言ったら、話し手も聞き手も同じ太陽を指すことができますよね。だから the sun となるのです。
また、sun には惑星に対しその中心となる恒星という意味もあるので、複数形 suns が使われることもあります。天文学上で太陽が複数存在するとか、地球がいくつもあるとか、一般の人々にはファンタジーのように思えることも、ある人たちの間で常識になることもありますよね。だから、その人たちの間では a sun も suns もふつうに使われているかも知れませんね。
世界に1つのものには the が付くと決めつけずに、あくまでも話し手と聞き手が名詞をどうイメージするかです!
丸暗記も悪くないけど、こんな風に理屈がわかると英文法もおもしろくなりませんか?
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発行者 小栗 聡
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