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こんにちは。『産後白書2』制作スタッフの田口愛乃です。 昨日の朝、フジテレビの『とくダネ!』で被災地の産後女性に「産後うつ」の症状が現れている、 といった内容が放送されていて、思わずTVの前でしばし正座。 限られた時間枠での放送です。 だから、ちょっと物足りない感は否めませんでしたが、産後うつに陥っている被災地の女性が 増えているのは事実でしょう。 慣れない場所での生活と人間関係、限られた行動範囲、足りない育児物資......。 産後の人でなくともこの環境では疲労が蓄積されるのは容易に想像できます。 ましてや産後なら尚更......。 平常時であれば、かまってくれたであろうお年寄りの方々も疲れ切っていて、 幼児が話しかけても無言で背を向けて横になってしまう。 そんな光景に心臓をわしづかみされたような痛くて悲しい気持ちになってしまいました。 そして「○○、こっちにおいで」とその子の名前を呼ぶ産後間もないお母さんの切ない声......。 「産後」には徹底したケアが必要なことは21世紀になった現在でも広く認知はされていません。 だからこそ産まれたマドレボニータであり、『産後白書』。 『産後白書1』では「産後の心身のメカニズム」を 『産後白書2』では「育児をしながらはたらく」をテーマに制作しました。 避難生活を送っている産後間もない母親たちには、産後ケア以前に生活の基盤となる支援が 必要な事は重々承知しています。 でも、まずは私たちが自分たちの住む地域の人々に産後ケアの必要性を知ってもらえたら、 人脈が人脈をつないで避難生活を送っている彼女たちが産後うつを重症化させずにすむ可能性だってある。 だから私はコツコツと『産後白書1・2』の普及活動をしています。 「原始、女性は太陽であった。真正の人であった」 という平塚らいてう女史の言葉通り、 母というのは子どもや家族、ひいては社会の有り様の素です(断言しちゃうもんね☆)。 だからこそ、しなやかな強さを持った母が増えれば自ずと健全な社会が形成されるはず。 そんな母たちがいっぱいの世界を見てみたい! と少しでも思ってくださいましたら、 『産後白書1・2』をぜひぜひ、読んでみてください。 マドレストアから購入可能です~。 まだ5月なのに熱く語って失礼しますた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月18日 11時06分49秒
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