|
カテゴリ:タイヨウのうた
あっち、こっちに気持ちが乱れて遅くなりましたが、きちんと「タイヨウのうた」を
終わらせたい。最終回の感想と総括、TBSとダストへの一喝を『大反省会』と称して 続ける予定です。要するに、全部愚痴です(笑)。 だから、気持ちよくタイヨウのうたとお別れした方、もうさっさと次に気持ちを切り替えたい方 は今更いろいろ蒸し返さなくても、ね。 私はのどに刺さった骨を鏡で見ながら抜いていく女(by 虎馬)だから、ね。 2006年の夏をいろんな意味で熱く、熱くさせてくれたドラマ。 キャスト&スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。 暑い中昼夜徹しての撮影は想像以上に大変だったと思います。 (キャストへのねぎらいは別記事でUPします。) 一番の想い出は、ドラマではなく、やはり伝説の江ノ島ライブですね。 あれがあったから、私にとってはこのドラマに価値がでた(ドラマ以外じゃん!)。 山田君のギターと演技を見るためだけに見る。そんなドラマでした。 自分は、最終回は驚くほど何の感情も湧かなかった。 「期待させて裏切る」エリカちゃんの言葉どおりの最終回。不発に終わった花火に唖然呆然。 最後まで誰にも感情移入できず、水槽の中の世界を外から眺めているような感覚でした。 積み重ねてきたものがないから、両親の態度も、友達の態度も、孝治のセリフすら どこまでも薄っぺらで、上滑り。真剣に演じている山田君がひたすら可哀相でした。 回想シーンをもっとうまく使ってほしかった! 2人のお月見デートのとき、ちゃんと孝治が家まで迎えに行って、 展望台までの道をぶらぶら歩く。その前に 「今度はちゃんと迎えに来てよね」 「太陽が沈んだら迎えに行くよ」 のやりとりを入れてほしかった。 そしてデートで月を見ながら今までの出会ってからの回想シーン。 1話からの2人の出会い、気持ちが通じ合った瞬間、江ノ島ライブを回想できちんと入れて、 「いよいよ明日だね」って最後のコンサートにもっていけばいいのになぁと思いました。 最後の提供のところで意味不明にゴレンジャイ流されても・・・。編集雑すぎ。 こんなに結構いいシーンあったんだから。クライマックス前に思い出させてくれなきゃ。 YAHOOに作ってあげた、PV流せばよかったのに(笑)。 それでコンサートもエキストラと一体で最後までちゃんと歌わせてほしかった。 デビュー自体よりも、孝治と2人歌うことよりも、 最後はバンドのみんなで歌うことに喜びを見出していった薫だったはず。薫の夢は、孝治の夢で、3馬鹿の夢だったはず。 江ノ島ライブよりももっと、もっと大勢の観客の中で歌わせてあげたかった。 キャストだって、あんなに上達するほど練習したんだから、やらせなきゃおかしいでしょ!! 何のための練習だった? ステージ前に5人で重ねた手は、4話のゴレンジャイのイメージに重なっていたはず。 だったらなぜ5人となって輝く薫のステージをやらずに、 孝治の腕の中でたった2人で死なせたのか?青春群像どこいった?おーい?? 最終回でさらに感動させてCDが売れなくてどうするんだよ。 雨音薫(沢尻エリカ)PVドラマだったんでしょうが!売れすぎて怖気づいたんか? 最後の最後で、俺たち一応ドラマ作ってましたポーズなんていらないんだよ。 「私は可哀相なんかじゃない!」薫はそういったけど、やっぱり可哀相にしかみえなかった。 死んでからのナレーションはなんだか負け惜しみの恨み節に聞こえて、ものすごく後味悪かった。 「ずっとタイヨウに嫌われてると思ってた」けれど、孝治に出会って、 タイヨウがずっと見守っててくれたと1話で気づいたはずの薫。 それなのに最後の最後で「やっぱりタイヨウに嫌われてるのかな」と言わせて死なせるのは、 いくら孝治が否定しても残酷すぎました。 私はかなり涙もろいほうですが、感情移入しなければ涙も出ないわけで、 ヒロインが死んでるのに、「あ、ここで死んだよ」としか思わなかった。 最後まで一滴の涙もでんかった。 たぶん、麻美をめぐるごたごたが一切なくて、バンドやって、 孝治とデートしてキラキラ輝いたシーンがたくさんあったドラマだったら、 最後薫がステージに立てなくて、同じセリフを言ったとしても、 そうだね、あんなに輝いて幸せだったものねと思えた。 でも、薫と孝治の恋はなんだか障害だらけで、デートもうまくいかないし、 薫は本当に恋する幸せを知ることができて死んだのかなとか思ってしまいました。 結局このドラマを見て、私の中に何が残ったんだろう。 青春のまぶしさ、痛さ、友情の大切さ…夢を持って生きることの熱さ。 制作発表で言われてたこと…。 確かに表面的にいくつかのエピソードを見せてくれたけど、そんなもの何一つ残らなかった。 迷走しながらも5話まではそれなりに良かったんだけどね。5話で終わってたらよかった。 最終的にいいドラマを作り出そうとする意欲が全く欠如した、 もはや死に体のTBSドラマ制作部とスターダストへの猛烈な不信感が残った気がします。 番宣で「満足いくものですか」と聞かれて答えられない山田孝之が好きです。 こんな最終回をへらへら笑って、見てくださいなんていうやつだったら見限ってます。 ドラマは間があいてもいいから、しっかり脚本を選んで、納得の行かないものには出ない。 そういう選択を彼に与えてくださいよ、ダストさん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイヨウのうた] カテゴリの最新記事
すべてに同意いたします!
山田くんを始め、現場のスタッフのみなさまお疲れさまでした。(演出、Pには文句あり!) 後は言葉が浮かばないよ・・・ >私はのどに刺さった骨を鏡で見ながら抜いていく女 そういうあなたが私は大好きだから~(笑) 一緒に骨抜いてあげたいぐらい(爆) ではまた! (2006年09月22日 18時44分05秒)
同感です、
というより すごい・・・深い そして、 >番宣で「満足いくものですか」と聞かれて答えられない山田孝之が好きです。 かなり同感です。 (2006年09月22日 19時14分16秒)
いつもこの時間PSを占領している方の帰宅が今晩は遅いようなのでもう少しだけ・・・
まずは、ダストに一言。 大手事務所を振りかざしたようなキャスティングでいいのでしょうか? 業界で通例になっている、いわいるバータすべてを批判するわけではないですが、ただに押し込むだけで、役者一人一人に愛情をもってその作品へ送りだしているのでしょうか?今回のタイヨウに関していえば愛情のかけらも感じることができなかったです。 そしてTBSドラマ制作部・・・ >最終的にいいドラマを作り出そうとする意欲が全く欠如した balinekoさんもいってる通り、ドラマ作りの原点をもう一度再度見直してほしいです。 どうしてドラマ制作の現場に身を置いているのか? その志と覚悟を考えてほしいと思います。 山田くんのためにも言いたいことはいわなくちゃ!ですよね? (2006年09月22日 20時48分24秒)
balinekoさん こんばんは
試写×2 タイヨウ・レビュー お疲れ様です ~by虎馬って 最高級に誉めてますからね! ただ 例え下手なんで なが~い眼で ひとつ^^ レビューは男前でしたが やはりデートは迎えに来てもらいたい女心かな^^ ・・・夜だし 病気だし 当然か おいらみたいな無粋な男は こうゆうところ言って貰わなくちゃわかんないんです 映画のYUIちゃんのPVよかったので ウタより ドラマの内容で勝負かと思いきや ウタが売れちゃいましたね! わかんないもんです 全体的に薄っぺらで 上滑りと感じられたのは 彼女の病気に対して 痛みとか恐怖感が伝わらなかったからではないでしょうか XPと どう戦ってきたか?友人が どう守り続けてくれたのか? 子役で1話作ってもらえば だいぶ見方がかわったかも 竹中直人どこ行っちゃったのかな?^^ あの~ 実写版ちびまるこちゃん第二弾やるらしいですよ! balinekoさん一家 思い出しそう 70歳の ともぞうさんに よろしく^^; (2006年09月22日 23時19分16秒)
虎馬さん
>~by虎馬って 最高級に誉めてますからね! いや、褒めてないから。納得してないし(笑)。 >・・・夜だし 病気だし 当然か >おいらみたいな無粋な男は こうゆうところ言って貰わなくちゃわかんないんです 違いますよ。デートの迎えにきてもらったことなんてないし(笑)。 孝治の「太陽が沈んだら迎えに行くよ」ってコピーだったじゃん!一回も使ってないし、しかも1回レイプ未遂された場所でもう1回待ち合わせなんてアリエナサス(爆)。 >映画のYUIちゃんのPVよかったので >ウタより ドラマの内容で勝負かと思いきや >ウタが売れちゃいましたね! >わかんないもんです 本当ですよね。摩訶不思議。うちのだんなはYUI萌えで、CDも買ってましたけどね。 ちなみにドラマ版薫は全否定でしたけど(笑)。 >全体的に薄っぺらで 上滑りと感じられたのは >彼女の病気に対して 痛みとか恐怖感が伝わらなかったからではないでしょうか > >XPと どう戦ってきたか?友人が どう守り続けてくれたのか? >子役で1話作ってもらえば だいぶ見方がかわったかも なるほど!10話もあったんだから、1話くらい美咲と薫がどんな風に友達だったのかとかあったらよかったですよね。美咲に1話しっかり割いてほしかった。 >竹中直人どこ行っちゃったのかな?^^ のだめでカンタービレしてますよ。いまごろ。 >balinekoさん一家 思い出しそう >70歳の ともぞうさんに よろしく^^; あのー、70歳はひろしなんですけど…。一応。 (2006年09月22日 23時33分05秒)
はじめまして。書き込みありがとうございます。
私の記事が火をつけてしまったのか、一部に大分私もびっくりの過激発言がありましたね。 (´・ω・`;A) アセアセ コメント一部修正ができず、いろいろいじってたら消えてしまいました。本当にごめんなさい!! よかったらもう一度書き込んでください。パンダの部分なしで。あんな言い方は山田君も可哀相だから。 ではこれに懲りないで、また遊びに来てください。 (2006年09月22日 23時37分26秒)
あ、過激すぎました~?
実は書いた後で自分自身、あらしと思われないか不安でした ごめんなさい balinekoさん キャストのみんな、一生懸命でしたよね 山田クンもいい演技してました でも、青春群像劇…という割には、圭君やサトメグちゃんたちのことはあまり掘り下げていないし、なんだかね~ やはり、すべてはエリカちゃんCDデビューのためのドラマでしかなく、 江ノ島ライブに行っていない私には特別な感情も持てず… 事件がなければ物語が回っていかない、脚本の悪い例として名を残したような… 脚本家はもっと俳優の力を信じなければいけないと思うのです!! ああ、TBSにもダストにも言いたいことはいっぱいあるけど、またbalinekoさんに迷惑かけそうなので,今日はこの辺で失礼いたします… (2006年09月23日 00時23分19秒)
>水槽の中の世界を外から眺めているような感覚
ん~相変わらずいい表現です、 まさにそんな感じ みょーに冷静に薫が亡くなる場面も なんで主治医がのんきに客席に座ってんだよとか考えてますた^^ >バンドのみんなで歌うことに喜びを見出していった薫 デビューよりもこのことを最後押していくんなら 1000歩譲ってマスコミエピをいれた意味が まだなんとなくわかるんだけど意味不明です; >そうだね、あんなに輝いて幸せだったものねと思えた。 輝こうとすると余計なエピに走って、邪魔ばかりしてましたからね、渡邉さん >いいドラマを作り出そうとする意欲が全く欠如した いいドラマを作ることを少し勘違いしてるのかなと思いますね、人物感情や前後の脈絡やドラマのテーマをまったく無視して一見感動的にみえるシーンを無理やりで唐突なエピを詰め込んでみせられてもねえ・・ 局も事務所もやっぱり銭勘定が優先順位の上位にいくんだから、山田くんには納得のいかないものには出ないと事務所に自分の言葉で主張して欲しい、 もう充分そういう主張をしていいほどの力は もってると思うし・・ (演技で充分主張してるとは思うけど金で目が曇ってる人には通じないだろうしね) PS「手紙」感想記事は読んでません^^ 続きを読むを押す衝動には駆られたんですが、 映画観てからの楽しみにさせて貰います^^ 最後?の試写会応募に望みを託しつつ・・ あとTBさせてもらいます^^ (2006年09月23日 03時29分31秒)
ニセ朔母さん
>ごめんなさい balinekoさん いえいえ、こちらこそせっかくの投稿を削除する形になってすみません。 >でも、青春群像劇…という割には、圭君やサトメグちゃんたちのことはあまり掘り下げていないし、なんだかね~ これは本当にそうですね。この隠された議題が見え隠れしたせいで、醒めてしまった。だったらもっと正々堂々とPVドラマですってした方が、清々しくて よかったです。 >脚本家はもっと俳優の力を信じなければいけないと思うのです!! 私は脚本家よりもPの、そして制作責任が大きいと思っています。作りたいものがないなら、いっそドラマ枠やめてしまえばいいのにと思います。 >ああ、TBSにもダストにも言いたいことはいっぱいあるけど、またbalinekoさんに迷惑かけそうなので,今日はこの辺で失礼いたします… いえいえ。言いたいことがあるので、反省会を開いているので、オブラートに包んだ、婉曲的で嫌味な表現を磨いてみてください。直接的過ぎるとブログが荒れるので、ユーモアを忘れずに(笑)。 偉そうにごめんなさいね。 (2006年09月23日 08時35分54秒)
Kさん、来てくれてありがとう!!!
すっごく嬉しいです。反省会!反省会! >>水槽の中の世界を外から眺めているような感覚 >ん~相変わらずいい表現です、 一緒に泳ぎたかったけど、大きな壁があって入れなかった(笑)。 > 輝こうとすると余計なエピに走って、邪魔ばかりしてましたからね、渡邉さん ホントだよね。愛情がなかったね、このひとは本当に。薫を憎んでいたんじゃないかと思うくらい(笑)。亮も大分酷い目に合わされてたけど、原作にそってたし、世界観が壊れてなかったからね。 あれとは違うね。 > いいドラマを作ることを少し勘違いしてるのかなと思いますね、人物感情や前後の脈絡やドラマのテーマをまったく無視して一見感動的にみえるシーンを無理やりで唐突なエピを詰め込んでみせられてもねえ・・ これってドラマ作りの姿勢として、致命的じゃね? 私は究極的には作りたいもの、伝えたいメッセージが枯渇してるんだと思います。今のTBSは。 来期のラインナップも結構悲惨だし。 >局も事務所もやっぱり銭勘定が優先順位の上位にいくんだから、山田くんには納得のいかないものには出ないと事務所に自分の言葉で主張して欲しい、 >もう充分そういう主張をしていいほどの力は >もってると思うし・・ うーん、どうなんだろ。なんで「タイヨウ」には出ないといえなかったのか。間を空けずに出たメリットはなんだったんでしょうね。正直よく分かりません。 もういい加減純愛青春系からは卒業させてほしい。 一つその分野で代表作もってたら、もういいんじゃないでしょうか。 なぁ、ダスト。 (2006年09月23日 08時45分22秒)
脚本が「ロンド」の渡邊さんと聞いた時から、あまり期待せずに見てましたが、でも三話、五話でしたっけ、いい回もあったんで最終話はホントがっくりでした。最後ぐらいステージに立たせろって感じですよね~山田くんの演技は勿論、バンド仲間もとってもいい雰囲気でよかったけど、カオルの強すぎる性格もこの人ほんとに病気?って感じで、「セカチュー」程には入り込めませんでした。山田くんのDVDほとんど持ってますが(自慢じゃないです)初めて買わないと思いますって言うか、絶対買いません!
(2006年09月23日 11時31分08秒)
こんちゃんさん,こんばんは!
>三話、五話でしたっけ、いい回もあったんで そうなんですよね。いい回もあったんだけど、 なんだか全体としてはマイナスのイメージが大きいまま終わってしまいました。期待が大きかった分、残念だったんだと思います。 >山田くんのDVDほとんど持ってますが すごいですね。私はまだぜんぜんです。 あー、これから亜紀の夜長に、いろいろまだ見てないDVDを楽しみます。 (2006年09月23日 23時08分27秒)
balinekoさん、ご無沙汰してしまいました<m(__)m>
「タイヨウのうた」のコメントを一生懸命考えていてこちらにお邪魔しようと思っていたのですが 正直3話くらいから見るのもどうでもよくなってしまいPCをやりながら見てるのだか見てないのだかでした でも最終回くらいは、と思い見ましたが。。。 私がこのドラマを見て感じた事は「セカチュー」と同じような内容の割にはとても薄っぺらな内容で哀しさとか切なさとかこちらに訴えてくるようなものが何もなくて 「何が言いたいの?」 前宣の純愛3部作って?と言う感覚だけでした それとbalinekoさんには申しわけないのですが セカチュー以降の山田君はどの作品も同じようなキャラクターと演技でちょっと見飽きてしまったと言うか、お腹いっぱいと言うか(ー'`ー;)う~ん・・・・ だからタイヨウでは田中圭くんとか濱田岳くんの方がおもしろくて気になりました 残念ながらこのドラマは私とってはおもしろいものではなく、したがってこちらにもコメントできませんでした<m(__)m> 次回は是非、山田君のぶっちゃけた姿が見てみたいものですね! (2006年09月25日 22時04分58秒)
ioさん、どうも!
タイヨウのうたはセカチューと比べてどうのというよりも、一つのドラマとして完成度が低かったし、 超えようというチャレンジ精神も制作側にかけていたなと思います。それが残念だし、だったらすでにこの分野で実績のある山田君やエリカちゃんを起用しない方が素直に見てもらえただろうにと思いました。 >次回は是非、山田君のぶっちゃけた姿が見てみたいものですね! ですね! (2006年09月25日 23時13分49秒)
balineko様、コメント遅くなりました。ずっとコメント考えてました。反省会2に参加させてもらおっかなーと思ったり。というのも正夢的には少々辛口すぎましてですね(笑)。正夢行きつけのカレー専門店のメニューでいえば唐辛子マーク3つみたいな(笑)。ラッシー3杯くらいお代わりしたので、もう大丈夫です!
やっぱりアレですね、脚本・演出・編集に問題がありましたね。私一昨日サントラ買ったんです。balineko様、サントラお聴きになりました?素晴らしいんですよ!これから旅番組等でガンガン流れるでしょう!サントラ聴いてるとドラマのシーンが思い出されますよね。私が思い出されたのは、山田さんと沢尻さんの台詞のないシーン!それだけだったんですね、寂しいことに。実はドラマを観ていて「音楽、謳いすぎてない?」と感じたことがあったんです。でもサントラと向き合ってみてわかりました。音楽が謳いすぎてたんじゃない、台詞や物語の深みがサントラのそれとバランスが取れてなかったんだ!と。普通は、台詞や物語に音楽がさりげなくのる、って感じですよね。でも『タイヨウ』の場合その反対だった。それがなんとも残念です。要素要素は良かったんですよ、音楽がそうだったように。だけど骨の部分で色んなものが足りなかった! でもね、これ『タイヨウ』に限ったことじゃないと私思うんです。今日ある邦画を観たんですよ(ちなみに『手紙』じゃないです)。役者の演技はいいのに、肝心の心の動きの部分がごっそり抜けてるんです!『タイヨウ』を観て思ったことと同じことを思いましたよ。若手役者の演技に頼ってんな~って。 もっと物語を大事にしてほしい、台詞を練ってほしい、「伝える」ということをもっと考えてほしい!現代のテレビ・映画界の一部の方々にそう言いたいです。 ごめんなさい、これコメントと言えるのかな?balineko様の記事を拝見した上で書かせていただきました。 (2006年09月26日 01時06分14秒)
正夢さん、どうも。
そんなに辛口でしたかね(笑)。 ま、気持ちに伝え方、言葉の選び方は人それぞれということでご容赦を。 私は制作側に対して基本怒ってますから、あまり優しくは書けませんでした。「怒ってます」ということを伝えたかったので。そして奮起してほしいので。こういう風に感じた一視聴者もいたということです。 >やっぱりアレですね、脚本・演出・編集に問題がありましたね。 うーん。私はもっと根本的な問題を感じていて、 この作品からはスタッフの「熱」を感じませんでした。画面の向こうから伝わってくるような熱。気迫。そういうのが圧倒的に不足していた。 公式の撮影日記なんか読むとすごく一生懸命作ってる感じもする一方、なんだかちぐはぐさも目だって。物語に齟齬があっても、勢いがあれば押し切られたりすると思うんですが、それもあまりなかったというか。いやあったのかな…。よくわかりません。終始片想いだった気がします。 > もっと物語を大事にしてほしい、台詞を練ってほしい、「伝える」ということをもっと考えてほしい!現代のテレビ・映画界の一部の方々にそう言いたいです。 伝えたいものがなくなっているのに、惰性で作らざるを得ない状況が哀しいです。正夢さんがオススメされていたジョンの記事私も読みましたが、一番TBSが終わってると感じました。危機意識も一番希薄なきが私はしました。開き直ってるというか。 とにかく本気で作らないなら、映画→ドラマの流れはもうやめてほしいってことです。 でも山田君の孝治はよかったですよ。なんか凄まじい覚悟を感じる演技でした。だからなおさら残念なんですけどね(笑)。 (2006年09月26日 06時41分16秒)
balineko様、お返事有り難うございました。そうですね、balineko様のような言葉の方が奮起させるには効果抜群でしょう。タイヨウ・スタッフのどなたかがbalineko様の言葉を聞いているといいけれど!
>伝えたいものがなくなっているのに、惰性で作らざるを得ない状況が哀しいです。 たしかにそれは言えているかも。日本に限らず世界的にネタ切れみたいな感じですもん、映像業界は。それでも歯車を止められない、そんな感覚を観ているこちらも感じますもんね。良い役者さんがどんどん増えてきているのに、物語がない! >とにかく本気で作らないなら、映画→ドラマの流れはもうやめてほしいってことです。 同感です。ネタがないなら作らない、それくらいの覚悟がほしい!さっきラジオの映画情報番組をチェックしたんですが、まあ次々作られていますよ邦画も…。で、またも若手役者主演、原作はマンガだったり小説だったり!オリジナル脚本はないのか~っ! >でも山田君の孝治はよかったですよ。凄まじい覚悟を感じる演技でした。 それはファン同士輪になって世界の中心で叫びたい事実ですね(笑)!山田さんの演技は深化し続けて止まることも退化も決してない!それがわかっただけでも嬉しかった。でもね、山田さんていつも「僕じゃなくて作品を観て」というようなことをおっしゃっているじゃありませんか。でも今回のように作品があまりに揺れていると、どうしても山田さんの方にばかり目がいっちゃうんですよね。作品も素晴らしければ、その世界に完全に酔えるんですけど。まあ私は山田さんの演技にひっぱられて、タイヨウでも酔える部分はないわけではなかったけれど(主役の描き方とか空気感とか映像とか)。でも部分部分に満足するのは私ももう終わりにしたいんですよ。 また長くなっちゃった…反省会2(?)もアップされたようなのでそちらにもお邪魔させて下さいね。 (2006年09月26日 16時23分09秒)
正夢さん、お付き合いくださって、ありがとう。
なんか私たちの方が、よっぽど真剣に反省会を開いていて、お互い本当におかしいですよね(笑)。 ほんと病院いった方がいいのかも、私たち(爆)。 >世界的にネタ切れ、物語がない! 正夢さん、GYAO見たことあります? GYAOは、手紙の配給のGAGAの系列?のWEBでの番組放送なんですが、そっちのほうが、最近地上波に負けない実験的な作品作ったりしてます。ネタがないのもあるけど、正夢さんのいうように、既存メディアが新しい才能にかける余裕がないのかな。 前にも書いたんですが、「ラブコレ」というドラマが、オススメです。演出もぶっ飛んでるし、キャストも最高。この脚本家は渡辺千穂さんという方で、ホント面白いですよ。こういう人にどんどん書かせればいいと思うんです。 >山田さんていつも「僕じゃなくて作品を観て」というようなことをおっしゃっているじゃありませんか。でも今回のように作品があまりに揺れていると、どうしても山田さんの方にばかり目がいっちゃうんですよね。 もう、禿同!禿同!って感じです(笑)。 このドラマは孝治を演じる山田孝之を見るみたいになってしまって、本当に残念でした。 >でも部分部分に満足するのは私ももう終わりにしたいんですよ。 やっと正夢さんの正直すぎる呟きが聞けた気がします(笑)。いろいろ惜しかったタイヨウに関してはお疲れさん!でも次は作品選んでねという感じです。 (2006年09月26日 20時07分12秒)
balineko様
>真剣に反省会を開いてて、おかしいですね。 たしかに笑!ドラマ終わって大分経ったし、お互いそろそろ気持ちを切り替えてあげなきゃかな笑? >GYAO見たことあります? balineko様って凄い!色々ご存知で。ひょっとして近い業界でお仕事されてたことがおありなんですか?私はPCで映像を観ることはないので勉強不足かも! >既存メディアが新しい才能にかける余裕ないのかな。 それはあるかも。メジャーだからこそ挑戦できないのかも。でもメジャーじゃないとなかなか観てもらえないし、ジレンマですよね。 >>部分部分に満足するのは私ももう終わりにしたいんですよ。 これはタイヨウに限らず他のドラマや洋画でも感じてます。細かい点が惜しい作品が多すぎる!ファンとして悔しいですよ! >やっと正夢さんの正直すぎる呟きが聞けた気がします。 あ、でも私が自分の記事で書いた肯定的な部分も正直すぎる呟きですよ笑! >次は作品選んでねという感じ。 実は今日某芸能プロ(山田さんの事務所じゃありません)を辞めた人と知り合ったのですが、その人によると、一概には言えませんが、仕事に煩いのは女優さんの方で、男優さんは黙って受ける人が多いんですって。ただ映画派の男優さんはけっこう煩いみたい。私が思うに、山田さんは黙って受ける方かな、と。でもね、若いうちから仕事を選ぶのは可能性を狭めると思うんです。そう考えると、今は来る仕事は受けてきっちり結果を残して、その結果で次の仕事を得る…という姿勢の方がいつかは必ず大きく実を結ぶと思うんです。色のつかない役者になっていけると思うんです。だからこれからは作品選びをスタッフさんに頑張ってもらい、山田さんはそのままでいい!と私は思いました。 なんて、あくまで正夢の憶測です。山田さん!ちばりよー! (2006年09月27日 02時37分00秒)
正夢さん
私はただのミーハーです(笑)。白夜行が終わっちゃって、何にも見るのがなくて、GYAOを勧められて見てました。 > あ、でも私が自分の記事で書いた肯定的な部分も正直すぎる呟きですよ笑! もちろん分かってますよ!正夢さんこそかなり業界にお近いですね。その素敵な感性を生かして、ぜひ すごい脚本を、YOU書いちゃいなよ! >山田さんはそのままでいい!と私は思いました。 ちばりよー!ですね。これからも応援していきましょう。 (2006年09月28日 00時35分08秒)
balinekoさん、お久しぶりです。
(覚えてらっしゃいます…?) 私は、ブログで感想書いてなかったですけど、時々レビュー読ませて頂いてました。 山田くんファンなので、あまり否定的な事も言えないかなと思っていたのですが、 よくぞここまで率直に感想を書きましたね。 balinekoさん、あっぱれ! 私も、全て同じく思っています。 このドラマが失敗に終わったのは、全て山田くん以外のせいですよね。 本当、山田くんが可愛そう。 そして、これだけ実力のある山田くんだから、 本当、これからは脚本選んじゃえって感じです。 「タイヨウのうた」は没だったけど、 山田君出演作はこれからも期待してます。 (2006年09月30日 00時01分07秒)
メロディさん
>balinekoさん、お久しぶりです。 キャー、お久しぶりです!時々復活されてないかなとのぞいてました。もちろん覚えてますよ!生活の方は落ち着きましたか?私はご覧の通りオタ街道まっしぐらです。 >よくぞここまで率直に感想を書きましたね。 >balinekoさん、あっぱれ! 率直過ぎて、アンチに、なりすましとえらいことになってました(笑)。 >私も、全て同じく思っています。 >本当、山田くんが可愛そう。 可哀相だけど、可哀相じゃない(笑)。 孝治の山田君の演技を見られたことはやはり素晴らしかったから(負け惜しみです)。でもどうせなら素晴らしい作品の中で、あの演技を見せてもらいたかったな。 これでしっかり作品を選ぶということを事務所が 考えてくれたらいいんだけど、結局は主題歌、挿入歌が売れて利益があがったから、御の字とかいうことになってそうで怖いです。 >「タイヨウのうた」は没だったけど、 >山田君出演作はこれからも期待してます。 嬉しいです。秋は手紙があります。 役者山田孝之ここにあり。 こちらは粉飾ではありませんから、自信を持ってオススメできます! (2006年09月30日 10時24分36秒) |
|