【レナードの朝】
【STORY】治療不可能な難病に苦しむ患者の男(ロバート・デ・ニーロ)とその治療に懸命に励む医師(ロビン・ウィリアムズ)の姿を描く、感動のドラマ。自らも精神科医であるオリヴァー・サックスの実体験による著作をもとに描かれる。(C)2006 ムービープラス 難病の実話だけに、重かった・・・やるせないし、切ないし。心が痛い・・・。 医療の限界。どーしようもない。でも何とかしてあげたい、何とかしなきゃっていう思いと、それが裏目に出ているのではないかという不安・・・。 何となく、昔、心当たりがあるだけに、感情移入度がハンパない でも、一度でも患者本来の姿に接することが出来た医療従事者は、その後のケアの質が、絶対的に変わると思います もう一度、希望を見出すことさえできるようになると思います 一度でも目覚めることが出来た人々は、周りの人々を含めて、やっぱり幸せであったと思いたい・・・ またしても、ハッピーエンドで終わらないのがリアル・・・で良いってことなんでしょう・・・ まぁ、そんなのは置いといて、デニーロの演技は圧巻でしたさすがとしか言いようがないです。チック症の動き、振せん、顔面のゆがみ、筋肉の硬直加減・・・演技で、出来ちゃうのが驚きです ロビン・ウィリアムス、大好きなんですが、彼も本当に良かったです彼の表情に、胸が熱くなりました 人間の尊厳とは何か・・・本当の意味での友情と愛情・・・そんなようなものを考えさせられる、深い深いところでの感動を与えてくれた映画でした