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カテゴリ:温泉さんぽ 【長野(北信)】
信州の小京都、栗の里で有名な 「小布施町」
雁田山の山腹に祭られた穴観音の祠から湧く源泉を利用した温泉施設。 駐車場からエレベーターで浴棟に上がります。 温泉へと続く廊下には、観音様の絵が飾られちょっとした美術館のよう。 館内からは、長野盆地を見渡せ、飯綱・戸隠・黒姫・妙高・斑尾の北信五岳が眺望可能。 景観優先の縦長施設です。 さっそくお風呂へ。 内風呂が混雑していたので、1階ほどの石段を下り、屋根付きの岩風呂露天へ。 眼下に林檎園が見渡せ、のどかな風景が広がります。 春には白い林檎の花が咲き乱れ、夏には青色や赤色の林檎の実で賑わう。 訪れるたび、変わりゆく景色が楽しめます。 おぶせの湯は、訪れる日の天候や気温、日照など諸条件により、湯色が変化することで有名。 湯口より掛け流される源泉は無色透明、浴槽内にて薄緑色透明に変色。 口に含むと、強硫黄味・弱塩味・微苦味を感知。 大量の黒い煤状の湯花が浮遊。 湯温は42.5℃に保たれ、湯が肌にしっとりと重なるような感覚が心地よい。 内湯は循環濾過仕様。 露天と同源泉ですが、湯色は全く異なるモスグリーン系の乳白色。 元々は無色透明の湯ですが、ジェットで空気を送ることにより劣化し白濁した模様。 良質の源泉に、わざわざジェットバスなんて蛇足では?と思いましたが、 ジェットで循環させることにより白濁湯が楽しめるのだから、むしろ奨励すべき? 劣化した感覚も受けません。 浴後は、どっと疲労感があり、時間が経っても汗が滲みます。 やや草津温泉に近い泉質でしょうか。 湯上がりは、漬物をつまみに、ぐぐっと1杯♪ (←野菜ジュース) 信州の野沢菜とたくあんの絶妙なコラボレーション 広々とした畳の休憩室で、しばし爆睡。 【場所】 長野県上高井郡小布施町雁田観音下1194-1 【料金】 600円 【泉質】 含硫黄-ナトリウム・カルシウム塩化物高温泉 pH8.18 【放式】 露天:掛け流し, 内湯:循環濾過 【加温】 常時加温 【加水】 なし 【効能】 神経痛・冷え性・慢性皮膚疾患・動脈硬化ほか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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