イルカみたいに生きてみよう～心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

長女の不登校騒ぎで、
すてきなご家族と知り合った。

ご夫婦ともに教師で、
息子さんが自閉症。

不思議なご夫婦で、
多くの場合は、
子どもが自閉症だと診断されれば真っ暗闇になるのだろうけど、

彼らは待ってましたとばかりに、
彼を大事に、
そして社会生活ができるだけスムーズにできるよう、
上手に育てている。

自閉症というのは、
コミュニケーションの障害だが、
その子は、
高校3年生で、
コミュニケーションをとるのに問題がないほどまでになっている。

「異文化交流」
だと、彼らは言う。

文化の違う国の人と交流するとき、
こちら側の風習や習慣を押し付けるわけにはいかない。

一から、
ていねいに、
手取足取りして教える必要がある。

逆に、
自分がまったく言葉も習慣もわからない国へ
ポンと放り込まれたとき、
何をしてほしいか、
そこから考えながら子育てをしてきた。

話を聞くだけで感動、感心する。

その高校生とお父さんが、
一緒にイルカツアーに行きたいと、
申し込まれた。

うれしいな。

ぼくは、
ただイルカと泳いで楽しむだけでなく、
人間同士の深い交流のあるツアーを組みたいと思っていた。

だから、
今回は、
ツアーの告知をほとんどしていない。

ぼくの思いと引き合う人たちと、
自然につながってくるような気がする。

いろんな人の親との接し方、
子どもとの接し方から、
学ぶことは山ほどある。

そのままは真似できないけど、
まねできるところは真似をして、
昨日よりちょっと良くなる今日、
今日よりもちょっと良くなる明日を目指していきたいものだ。