カテゴリ:コウヤのロマン
何か伝えたいことがあるとき、
大事なことは、 外堀を埋めるという作業をはぶいてはいけないということを、 昨日は学んだ。 なぜ、 自分がそのことを訴えたいのか? なぜ、 それを訴えることが必要なのか? 歴史的にはどうなのだろう? 学問的には? いろいろな側面から、 「なるほど」と納得してもらえるような、 手順を踏んでいかないといけない。 意識障がいがあるとされている、 重度の障がい者や脳疾患で意識のない人たちとの、 コミュニケーションについては、 どう説明していけばいいのだろうか。 筆談でも、 当事者の人が、かすかでも手を動かし、 その動きをキャッチして字を引き出すというのなら、 それは説明ができる。 レッツチャットのような機械を使うことでも可能だ。 しかし、 柴田先生やコウヤ君のママがやっているような、 ただ触るだけで、 相手の言葉が伝わってきて、 それを通訳できるというのは、どういうことだろうか。 実は、 うちの三女の氣歩も、 そんな感じで通訳するようになってきた。 その秘密を解く切り口は? この間の新聞に、こんな記事があった。 筋肉の電気信号で動く義手が登場したというものだった。 鍵を差し込んでドアを開けたり、 ジッパーをあげたり、 コインをつかむという細かい作業ができるのだそうだ。 筑波大学の山海先生が研究しているロボットスーツというのもある。 不自由な手や足につける装具だが、 自分の意志通りにその装具が動いて、 動かない手足を補助してくれるのだそうだ。 まずは、 微弱な電気信号が鍵だな。 これを、 敏感な人はキャッチして、 それを自分の脳で処理して言葉にする。 でも、 柴田先生は、 洋服の上から触っても、 言葉を読み取ることができる。 となると、 微弱な電気信号だけではない何かがある。 筋肉の振動? さらには、もっと細かなエネルギーか? 世の中の価値観を変える、 とてつもなく大きなことが起こっているのだと、 ぼくは感じている。 ぼくは、 まずは、氣歩の能力を、 徹底的に観察してみようと思う。 今日は、 優さんという、筆談の名人のセミナーがある。 そこでも、 何かヒントをいただいてくることにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年05月16日 08時33分40秒
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