カテゴリ:Oの人生論
ヤギを観察していると、 いろいろ気づくことがある。 たとえば、 食べ物の好き嫌い。 ヤギにも種として好んで食べる草とそうじゃない草がある。 桑の葉は喜ぶが椿の葉には興味を持たない。 キャベツは食いつきがいいが、白菜はあまり好まない。 個体差もある。 かっくんは芋のツルは大好きだが、 ほかの子たちが好きな大根葉はそうでもない感じだ。 彼らはまずは好きなものから食べる。 それがなくなったら次に好きなもの。 それを見ていて思ったのは、 好き嫌いがあるというのは、 平等を保つために重要な要素だということ。 基本的には、 力のある方が食べる場合も優先権がある。 みんなが同じような好みだったら、 力の弱いヤギは、 なかなか鉱物にありつけない。 しかし、 好き嫌いがあるから、 力のあるヤギが食べ残した中に、 弱い奴の好物があったりする。 みんなが同じ好みだったら、 弱い奴はおいしいものにありつけなくなってしまう。 食べ物があふれているときにはいいが、 限られた食べ物で生きていかなくなったときには、 好き嫌いが平等を生み出す。 もっとも、 深刻な食糧難になれば、 好き嫌いなど言っていられないだろうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月18日 09時22分47秒
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