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若者から見ると、年長者にいらつくことが多い。 一見正しいことを言っているようで本音は自分の損得しか考えていない。 このような大人が多いからでしょう。 「お金を儲けて何が悪い?」と村上さんは言います。 すると大臣が「お前のお金の儲け方が悪い」と切り返します。 このやり取りでどちらに親近感が沸きますか?占いですね。 ずばり村上さんの言い分に親近感の沸く人は、正直な人です。お金から好かれます。 大臣の言い分に親近感を沸く人は、人の目を気にしてついウソを重ねてしまう人です。肝心なときにお金から嫌われます。 お金の魅力は絶大です。これは否定できません。だから、多くの人はお金に執着します。かといって賢くお金と付き合うわけじゃない。お金の出し入れに対してきちんとした計算が出来なくなるのです。使うことは楽しいが貯めることには努力が要る。このバランスがどうしても取れません。つまり使いすぎてしまうのです。 そこでお金をたくさん持っている人に対してへつらうか、ねたむかします。わずかな自分のお金にしがみつきます。宝くじを買います。パチンコに狂います。ショッピングに精を出して無駄な安物を買いあさります。バーゲンで買うのでブランド品も台無しです。割安だと信じて耐震偽装、手抜き工事のマイホームを長期ローンでつかまされてしまいます。 少数の人はお金の魅力と上手に付き合います。贅沢は必ず「余ったお金」でします。どうお金を使ったら自分も相手も世間も喜ぶか常に考えています。お金の流れは人の流れであることを知っています。だから、たまにお金をすべて失うことがあっても必ず復活します。人とのコミュニケーションに自信があるからです。人の動きからお金の流れをすぐ見つけることが出来るのです。だからお金は無尽蔵にあるのです。 お金の魅力とうまく付き合う人は基本的に正直な人です。しかも純粋で少々にぶいところもあります。「花咲かじいさん」だったり「こぶとりじいさん」だったり「かさこじぞう」の老夫婦だったりします。一見貧乏でも心豊かに暮らしており、実は少しずつ何かの貯金を行っています。 要するにむさぼらない人々です。 村上さんはお金儲けをしました。はたから見ればルールをたくみに破ってお金をむさぼりつくしていたように見えます。彼に対してそのような感じのコメントがテレビや雑誌では多いです。彼は「プロ」ではなかったと。村上さんは嫌われました。 だが、私は逆だと思います。むしろ正々堂々とやりすぎたのです。あまりにもシンプルな戦略と戦術で悪い人たちを脅かしました。そしてつまずいたのです。 他人の恐怖や欲望を巧みに操って自分のためだけにお金儲けをしている人は大勢います。そんな人ほど声高に「正義」「法の秩序」「ルール」を叫びます。 注意してみて下さい。彼らに人を「許す」ということはないのです。 脱線死亡事故を起こしたJR西日本、不祥事続きの日航、ルールをごまかした社会保険庁、大赤字を抱えた国や地方の行政団体、耐震偽造を簡単に見逃してしまう行政指導をした国土庁。いっぱいあるでしょう。極め付きはわれらが総理大臣。 彼らが村上さんより人格的に優れているのでしょうか。むしろ、私たちは思いっきりだまされているのではありませんか。それに多少なりとも気づかせてくれたのが村上さんです。 村上さん、次は人の「情」についてしっかり研究してください。 お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月07日 12時12分43秒
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