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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年05月12日
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カテゴリ:社会


「日本の選択」と題し、岸田氏が「長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」と紹介されました。日本側から抗議があって紹介文には多少変更がなされたようです。でも写真はそのまま。なかなか決まっているではありませんか。
 
 光の当て方がクールです。少し斜めに構え引いた顎先に左手の親指をすっと当てています。目力を感じますね。あちらのカメラマン、よくこのような写真を撮ったと思います。それで紹介分が軍事大国化を目指すと来るのですから何だか映画の宣伝みたいです。今から軍事大国を目指す日本岸田映画の制作発表のような感があります。
 
 で、軍事大国はわかりませんがアメリカの片翼を担うだけの戦闘力は高めたいという意図は確かにあるでしょう。アメリカが日本に望むことです。スター・トレックとかスター・ウォーズとか壮大な軍事社会を描くのが好きなアメリカらしい記事かもしれません。
 
 しかし、私から見たら岸田文雄のやろうとしていることは軍事大国化どころか最小限の防衛力増強すら怪しいとみています。基本はアメリカから使い古した兵器を大量に購入しているだけだからです。
 
 実は軍事力というのは守りの戦略のみでは勝てないのです。必ず攻めの戦略が必要です。今の日本に当てはめるなら北朝鮮と中国をどう攻略するかという具体的な戦略と戦術が必要なのです。
 
 例えば尖閣諸島です。これを守るというだけの方針では戦力を各個に失うだけです。無人島ですからまず捨てたのちに中国の沿岸部に強力な打撃を与える戦術が必要です。それで混乱させたのちに侵略してきた軍事ユニットを孤立させて殲滅し、それだけではなく、ついでに中国沿岸部の一部を占領するということになります。これがストラテジーゲーム風に考えた国防です。必ず攻めの戦略・戦術が必要なのです。これで外交を有利に推し進めます。将棋で敵陣にいきなり銀を打つなんちゃらマジックのようにです。
 
 日本は憲法解釈に何度も変更を重ねて一応敵基地攻撃能力を持つ、という方針に舵を切るところまできました。これはこれで攻めの要素を取り入れた国防方針としては正しいことになります。中国としては目をむくことになります。だから火の海にしてやるなどと言い返してくるわけです。少し効いているらしい。
 
 ただし、兵器を爆買いするだけではどうにもなりません。最終的には国民皆兵、徴兵制度を復活させる必要があります。しかし、その前に自衛隊の隊員に対する処遇を何とかしないといけません。定員割れを起こし、パワハラ、セクハラで混乱している軍事組織では国民の信頼は得られません。さらに政治家たちです。岸田文雄のために命を捨てることができるでしょうか? 正直これが一番難しいです。
 
 しかし、それは中国にも言えることです。中国の習近平のために命を捨てることのできる人民がどれだけいるのでしょうか? ロシアはすぐ裸になりたがるプーチンの人気が異常に高い。それでもあの体たらくです。私には習近平がそれほど人気があるようには見えません。だれも彼の裸は見たくありませんし。
 
 中国は共産党になってから国家を挙げての本格的な戦争をしたことがありません。局地戦ばかりです。ベトナムには正直苦戦しています。むしろアメリカに煽られて追い込まれている感すらあります。だから騒いでいるほどの危険はないのかもしれません。
 
 前にも言いましたが、情けない日本を演出することが結果的に争いの危険から遠ざかり日本の平和を守ることにつながるということです。あの漫画ザ・ファブルのようにです。わざとケンカに負けて危機を回避した場面が有名です。映画あずみの冒頭、試練の最後に使命を果たす意志を強固にすると称して仲間と殺し合い戦力を半分に減らしてしまった鬼のようなやり方より数等ましです。
 
 ただ、国防というのはどうしても国民の生活水準を上げることには熱心ではありません。貧しい方が集団での公平感を保てて団結しやすいようです。一方で贅沢に慣れてしまってはいざというときに守りに入り、逃げたり敵に寝返ったりする。ロシアで一部起きています。
 
 大国ロシアと戦った日露戦争で日本軍が強かった要因の一つに国民全体が貧しかったというのがあります。三食付きでお金ももらえる軍隊が天国みたいと感じた者が多かったのです。海軍にはいってはじめて甘いものを知ったというエピソードもあります。
 
 弱体化しているアメリカの要求を適当にいなしながら一方で中国も油断させて日本を守る、案外今の岸田自民党の情けないこのやり方が一番状況に適しているのかもしれません。なんとなく気取ったポーズをしてどや顔をさらしている岸田文雄にそれがあらわされているように感じました。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年05月12日 11時24分24秒
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