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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2024年01月31日
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カテゴリ:生活
将来有望な漫画家が一人自ら命を絶ったようです。ドラマ化の際「必ず漫画に忠実に」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意する」などと条件をつけたのに、それを反故にされたことを苦にしたらしい。制作側にたてついたことに対する後悔の念も強かったらしく投稿を削除したり迷いもあったようです。それだけ自分の作品に強い思い入れがあったのでしょう。気の毒なことです。

 はじめその記事を見た時、そのくらいで死を選ぶのか、というのが私の正直な感想でした。誰が悪いのでしょうか。脚本家が批判されていますが擁護する意見もあります。制作会社? テレビ局? そもそも自殺した原作者でしょうか。自殺さえしなければ、別の展開もあったかもしれません。原作をめちゃくちゃにされた悔しさをバネにそれまでの作品群を超越する新しい地平線を目指した作品を生み出せたかもしれません。そういう例も過去にいっぱいあります。

 ただ、最近の流行っている作品の作者の多くが精神的にかなり参っている、疲れている、そんな印象が私にはあります。筆を折ったり著作権を手放したり創作意欲を失ったりした人もいます。売れることですごいプレッシャーを受けてしまうのでしょうか。

 漫画家を目指すほとんどの人は売れません。その中で人気作家になれた人たちは大変幸運な人々です。うらやましい限りです。その幸運が人をつぶしてしまうというのは何ともやりきれない話です。

 私はこれはいま流行りのマーケティングの弊害だと見ています。人よりカネの世界なのです。確かに売れないより売れた方がいいに決まっています。でもそれを焦ると作品や作者が育たないのです。正直今回問題になった漫画のことも漫画家さんのことも全く知りませんでした。十分育てず文化になる前に売り出してしまったのかもしれません。

 お金がきちんと回っていないのでしょう。どこかに偏って溜まっているのです。当然バランスが悪くなります。ドラマ化ならまずは原作者に十分な報酬が与えられるべきです。聞けば原作者はほとんど儲からないらしい。いったいどうしたわけでしょう。これはきっと作品のことが一番理解できない人間が一番儲かってたくさんのお金を握っているという現実があるのでしょう。

 もし私が作品を表してそれが何かのきっかけで売れたらどうでしょうか。それで周囲と軋轢が生じて精神を病み命を失うことだけは避けたいですね。

 復讐するはわれにあり(自力ではなく神にゆだねること)、他力本願を信じて前に進むしかないのでしょう。実は作品はそれが表に出た瞬間にすでに自分の所有物ではなくなるのです。公のものになります。著作権がどうとかは関係ありません。今のデジタル社会なら余計そうです。コピーが簡単なのですから。他人が自分が生み出した作品をどのように楽しむかはまさにその人任せになります。制作会社、テレビ局、そして脚本家らに任せるしかありません。つまり新たな作品が生み出されるわけです。そう割り切って自分をしっかり保つことが大切だと思います。

 世間でのお金の流れが大きく変わってしまいました。素人が大金を稼ぎプロが器用貧乏に陥っています。SNSの発展のおかげです。しばらくは混乱が続くでしょう。とにかく庶民はどう生き残るかが最大の人生の目的、戦略なのです。素人がプロのようにプロが素人のように自在に変化し世間の波に漂いながら生き続けるわけです。

 ご冥福をお祈りします。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2024年01月31日 09時34分10秒
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